天才的なナンパの方法を考えて実行した話(後編)
前回の続きです😎
人間、追い込まれて失うものがない時は、意外と行動ができたりします😀
人生初のナンパに失敗し、プライドと1000円を失った私は、タリーズコーヒーに寄って次なる手を打つことを決めたのです。
しかし私の性格上、路上でナンパするなんて到底無理で、声をかけるハードルが高すぎる…
プライドを失ったといいつつも、そんなチキンなことを考えながら安いコーヒーを飲んでいたわけです。
その時ふと隣に一人の女性が来たのです😎
年齢は当時30歳近い私と同じくらいで、スリムな美人。
その先はもうわかりますね?
そのとき自暴自棄な私には、行くしかない🦈
敵陣に突っ込んだスパッタリーのごとく、サメライドでアタックするしかないと☺️
このとき、スタバの人はプライド高くてハードル高そうだけど、タリーズならなんとかいけるのでは?と謎の自信がありました😅
(タリーズに失礼)
作戦はこうです😎
・レシートの裏に一目惚れしました的な丁寧な文章を書く
・ラインIDも一緒に記載
・帰り際に渡して去る
その場で話しかけるのは周りや店員にも気にされるところですが、帰りに静かに渡して行けば、最悪捨ててもらっていいのでそこまで迷惑ではないと考えたのです。
本番に強い私は、あっさりとプランを成功させます。
「あの…すみません、これ受け取ってもらえますか?」
と周りには聞こえないよう小声で渡して店を出ます。
このとき、その女性は不意を突かれたように
「あ、はい…」
とうっすら返事をくれたのをよく覚えています😅
しかしすぐに緊張MAXになり、本当にサメライドくらいの速度で店を去ったと思います🦈
その後、天命に身を任せつつ、近くのドトールに向かいます。
正直コーヒーを飲みたい気持ちは欠片もなかったのですが、気持ちを落ち着かせるためにしばらく待つこと数時間…
何も来ませんでした。。。
だめかー…
と思ってTBS時代のベイスターズ並の暗黒期を感じながら、寂しい夜を過ごしたのです。
そしたらです!
その2日後くらいに、なんと見知らぬ人からラインが!!
そうです、あのときの女性から連絡が来たのです!!
それは、リラックマのアイコンの、ゆきさん(仮名)という方。
まだ中身も読んでなかったのですが、ラインが来た瞬間の喜びは年一レベルのものでした😀
暗黒期にもハーパーが代打逆転サヨナラ満塁ホームランを打ったりするんです!!
で、開いてみると意外にも長文が…
突然のことでびっくりしましたが、ありがとうございます。
正直こういうのは初めてで、連絡するのも抵抗がありましたが、好意を持ってくれたことにお礼だけ言わせてもらうために連絡しました。
といった内容でした😅
絵文字や顔文字もなく、正直めちゃくちゃ警戒されている感じの文章でした。
しかし舞い上がっていた私は、文章から育ちの良さが伝わってくる感じが、自分の見る目が間違ってなかった…とポジティブに捉えたのです。
そこから私も連絡をもらえたことへの感謝の気持ちと、急に渡したことのお詫びを伝えました😀
しかし、問題はここからです。
ゆきさんには彼氏がいるかもしれないし、遠くの人かもしれないし、趣味も含めて何も素性が分からないのてす😭
スミナガシートの中をさまよう感覚で、なんとかラインを切られないように繋ぎつつ、素性を探ります。
非常に優しい方なので、連絡は返してくれますが、全く持って私に心を許してくれません😭
常に質問に答えられるだけで、絵文字も顔文字もない寂しい返答です。
受け取った情報は
・彼氏はいない
・私より3歳年上
・趣味は読者
の3つだけ…
もう少し仲良くなりたいとか、もう一度会えないでしょうか?的な話を振るも、
「本当にお礼を言いたかっただけなので、すみません…」
と断られてしまいました😭
もう一度お会いすることも叶わず、ここでノックアウト負けです。。。
最後までグレートバリアに阻まれてしまいました😭
その後さらに追いかけることも考えたのですが、明らかに相手が続ける気がないので、
「分かりました。少なくともおれは受け取って連絡もしてくれて、とても嬉しかったです。
もし気が変わったら、いつでもライン待ってますね☺️」
と、しばらくして気が変わる可能性を相手に委ねる形でクローズです。
それ以降、今になるまで連絡は来ないです。
その間に私も結婚して子どももできたので、すっかり忘れていましたが、なかなかこういうナンパはうまく行かないものですね。
今回は成果にたどり着かず期待外れで大変申し訳ないのですが、ここで終わりです😭
今思うとかなり無茶なことをしていますが、当時はそんな行動を起こしてまで、結婚したかったんですよね。
そうやって苦しんだ分だけたくさんネタがあり、成功に向けた考えもあるので、良かったら私の婚活シリーズを読んでいただけると嬉しいです^^
これからもいろんな婚活話をnoteに書いていこうと思ってますので、いいねをいただけるととても喜びます☺️
それではまた、バーイ😎
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