鎌倉旅行記 5/6-5/7 (1日目編)

事前準備編を書いてから2ヶ月以上が経っていてびっくりした。この2ヶ月で変わったことといえば、ノリで仕事を辞めてみたくらいですかね。無職ってなんでもできるし嫌なことといえば金がないくらいで、時間が経つのが早いんだよな。なんか。
それはさておき、少し空いて記憶もちょっと新鮮ではなくなってきたけど続きを書いていく。

まず、事前準備編でも書いた通り、集合前にしおりの準備をしていて遅刻した。集合した後、行きの電車で彼にしおりを渡したところから何となく旅が始まったような感覚を覚えたのを憶えている。渡すまでどう思うか若干心配だったけど・・・っていう話をした通り、結果的に相当喜んでくれたように見えて、旅の期待値が上がった感じがした。
なんとなくしおり作った話(僕はすぐ自分の努力の話をする)やら最近の我々自身の話とかなんとなくのコンディショ

ンの話とかしていたら鎌倉駅についた気がする。結構遠いと思ってたのに、体感一瞬だったなーと感じた。

鎌倉駅についてから、なんらか適当にランチを食べることになったんだけれど、まあ順当にしおりに記載した「WanderKitchen」という古民家っぽいレストランに行った。場所は小町通じゃない側の比較的静かな通り付近。どうでもいいけど5月なのに日照りが強くてくそ暑いなと思ってた気がする。こういう感覚は旅のあとすぐ書かないと曖昧になっていく。

店主が旅人好きで、いろんな国の旅人にその国の料理を聞いたりなんだりで、作れる料理がめっちゃ増えたらしい。僕も同行者も食べた料理がそれぞれ香辛料の使い方がとても上手で美味しかった。ただこういう料理って作り方一切想像できないんだよな~。食べてたときも「作り方よくわからんね笑」みたいな話をしてた気がする。味わうだけで製作行程が想像できるくらい料理について解像度が高くなりたいものだなー。
ご飯そのものもとてもおいしかったし、ほぼ客が我々しかいなかったので時間がゆっくりで、なんとなく充実した休日を贅沢に味わえてうれしかった。天井も高いし。

昼食を食べたあとはしおりに記載したランドマークを中心になんとなく散策していた。普段、僕は旅行するときはその土地の陶磁器とか調べてそういうそこにしかない文化を楽しもうとすることが多いんだけれど、彼と一緒だとカフェでゆっくりしたり、古着屋にいったりすることもあって新鮮だった。カフェや古着屋で鎌倉特有の雰囲気や食べ物、他人の会話の温度感、ローカル人間からしか得られない情報などを聞いてて、これはこれでこの土地特有の体験ではあるんだなーと感じた。しおりを作った過程で結構店や土地のことなど知った気になってたけど、体験を通して得られる情報やそれに付随して発生する感情や知見は全く種類が違う価値だよなあと当たり前のことが頭に浮かんでいた気がする。

夜ご飯は美味しいらしいと聞いていた、「ふくや」というそば居酒屋(なのかな?)で頂くことにした。6席と少ないのもあって入れるか不安だったけど、当日予約で入れた。
風のよく入る席で日本酒を飲みながら蕎麦味噌をつまんでるのすごく良かったな〜!
二件目以降はちっちゃい居酒屋街みたいなところで適当な居酒屋でお互いのことをなんとなく話しながら飲んでいて、これはいつもやっていることではあるけれど、旅先でもそれはそれで大事な時間だなと感じた。なんか、そう言う時間って話せることが少しだけ変わるよね。友人は僕のことを罪悪感を抱きやすいというか自傷的?な感覚に陥りがちだよねって言ってくれていて、僕は全くそう思ってなかったので、もたれかかると気持ち良いような甘い蜜みたいな話だよなと思った(彼もこの文章読んでるので怒られそう)。そんな話とかいろんな話をしてました。

その後宿に向かい、24時までに完全に締め切るよと言われながら急いで由比ヶ浜だかに向かって、30分くらいだけ強い潮風が吹くなか海辺で缶の酒を飲んだ。こういうところにきてかつ人もいないと、大きな声が出せていいよな〜と柄にもないことを考えて大声出してたら、彼が全部録音していて爆笑した。恥ずかしいわ。

宿に戻って、ちょっとだけ飲みながら浴衣で色々話してたんですが忘れました。写真見る限り楽しかったんだと思
長くなりましたが、これにて一日目は終わりです。読んでくれてありがとうございました。

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