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哲学もやもや

・昨日に続いてNHKオンデマンド100分de名著のアラン「幸福論」を観る。幸福になるには自らの意志・努力・行動が必要だと説いた書。昨日も書いたけれど、こういうのって”今”観ると別に新しくもなんともないなと思う。自己啓発本は、同じことが書かれていてもそれを自分に染み込ませるために何度も読むのが良いって聞いたことがあるけど、これもそう捉えたら良いんだろうか。わかっていても行動できているわけじゃないし。


・「哲学とは何か」とたまに考える。ここ数か月、哲学を扱うオンライン勉強会に参加していて興味を持ったからなんだけど。勉強会に参加して、最初は「物事を考えるフレーム」なのかなと考えていた。先生が言うには「現状の問題の解決に向けて、旧体制の人を説得するための普遍性を持った理論」というのも哲学らしい。確かに”人間理解”という面は多いにあるのだろう。”人生哲学”というように個人の信念みたいな使い方をされることもある。上に書いた100分de名著アラン「幸福論」の第4回目は、鎌田實先生がゲスト出演されていて、”哲学する”ことで、過去の哲学者の理論を教養として知るのではなく、自分の人生に反映させていくことができると話していた。これはよく理解できる。ただ、私の思う哲学とは何か。もう少し考えてみたい。

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