他人の評価の縛りから抜け出す

今日誉めて 明日悪く言う 人の口 泣くも笑うも うその世の中」(一休)

昨日まで自分を誉めてくれていた人が、今日は自分のことをぼろくそに言う。
世間の評価は、手のひらを返したようにと言われる。

では自分は昨日と今日でそんなに変わったかというと、何も変わってない。
変わったのは、評価する人の都合。
自分の都合はころころ変わるから、人の評価もころころ変わる。

そんなあてにならない人の評価を気にする必要はない。
誉められたからと言って、有頂天になる必要もなければ、
悪く言われたからと言って、食欲なくす必要ない。

ナポレオンが凱旋したとき、多くの人々からの歓迎を受けて、
部下から気分がいいでしょうと聞かれると、
「とんでもない。彼らは一度負けたら、私を断頭台に送れというだろう」
と言ったという。
人の評価はコロコロ変わる。
その人の都合による。

「人からどう思われるか、どう見られるか」
を基準に行動している人が多い。
これではどこまでいっても安心できない。
ということは、幸せになれない。

人の評価に耳を傾ける度量は大事だが、
 そんなものに一喜一憂していたら大事をなしとげることもできない。

人からどう思われるかを一大事とするのでなく、
ようは自分の真価をあげるという信念が大事。


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