五陰盛苦

ブッダの教えられた四苦八苦の最後に五陰盛苦というのがある。
五陰とは、心身のこと、五体といってもいい。
五体不満足乙武さんの本が売れましたが、五体が盛んなるが故の苦しみ、ということ。

そもそも、四苦八苦のいろいろな苦しみって、体があるから起きてきたこと。
「こんな苦しいのなら、死んだほうがマシ」
多くの人がそう考える。
こんな体なんかなかったら、いっそのこと壊してしまえ、
と自殺に走る人が毎年3万人弱。
これは阪神大震災でなくなった人の5倍。
日本の大都市で、ボンボンと、大きな地震が5箇所

じゃあ、死んで解決できるのか、そんな単純なものなら苦労して生きるより、早く死んでしまえばいい。

もっと、苦しみの本質を見つめ、その解決の糸口を
探る必要があるんじゃない?


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