わかっているようでわからないのが自分

誰でも自分のことは自分が一番よくわかっている。
と誰もが思っているが、こういう歌がある。

「知るとのみ思いながらに何よりも知られぬものは己なりけり」

なくて七癖といわれる。
自分にはくせがないと思っている人でも、
7つくらいはくせがあるものだ、ということ。

それほど自分というものは分からない。
だから昔から
「汝自身を知れ」
という言葉が今日まで名言として伝えられている。

なぜ自分がわからないかというと、近すぎるから

「目、目をみることあたわず。
刀、刀斬ることあたわず」

近いものを見るときにはどうするか?
鏡のお世話になるしかない。

古来、自分の姿を知る方法に3通りあると言われている。
つまり、自分を移す鏡に三枚あると言われる。

それは、他人の評価の鏡、
自分の評価の鏡、
仏法の鏡
の3通り


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