見出し画像

禅定 ーJhanaー

大乗仏教の修行法、六波羅蜜の第五段階

世間から離れ、瞑想修行を行うことにより、身心が安定し、心が静まる。

仏陀に対して精神を集中させることで、三昧(サマディ)へと導かれる。


精進の波羅蜜の次に、禅定の波羅蜜に至る。
身を世間から離し、心を愛欲から離すならば、
身心が安定するため、身と心に錯乱が生じない。

心を静めていくと、正しく観るようになり、
正しく認めていくと、心が鎮まるようになる。
賢者は、このように考えて、煩悩を越えていく。


(中略)

仏陀を正念しながら、衆生の雑念を離れる。
菩薩は、楽しい孤独を、求めないとならない。
心を統一して、三昧に入れるよう、精進しよう。

入菩提行論



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?