精進 ーViriyaー 11 原始仏教×原始ヨーガ 2022年7月16日 08:41 大乗仏教の修行法、六波羅蜜の第四段階精進の段階では、善業を増やし、悪業を減らす実践を行う。私たちの悪業は有限であるため、悪業が浄化された後には、非常に心地よい状態が訪れる。精進の徹底とは、善行に対する努力である。善因を積むことで、善業を増やすことであり、悪果に耐えることで、悪業を減らすことである。苦しみを忘れると、楽しみを求めてしまう。そこから、怠惰が生じて、精進が消えていく。無智ゆえに、輪廻を楽しみ、生死を忘れていく。(中略)精進の苦しみとは、矢を抜く苦しみである。それは限られていて、逃げるほど苦しくなる。覚悟し抜いてしまえば、逆に、心地良いものだ。多くを苦しむより、少しを苦しむ方がいい。医師は、苦い薬を施して、病の苦を取り除く。最良の医師である、仏陀は、これを適切に行う。はじめは、財を布施する事から始めさせて、ゆっくりと、体を布施する事まで究めさせる。財産も身体も、等しく見えるなら、問題はない。入菩提行論 ダウンロード copy #努力 #仏教 #修行 #カルマ #精進 #六波羅蜜 11 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート