見出し画像

エソロジーのすゝめ

の心理を掘り下げるより、
ヒトをいち動物として捉え
その行動を理解するのは大変に面白い。

エソロジー(動物行動学)

と言われるものである。

心理学の本も色々と読み漁りましたが
どうにもピンとこず、
図書館でふと手にしたこの本を読み
目からうんこ…
もとい目から鱗が落ちる…!

コンラート・ローレンツ

『ソロモンの指環』

「人ってなんやろう…???」
という哲学的問いに
「ヒトって動物なんや!!!」
という至って単純で明解な答えを教えてくれた。

タイトルの『ソロモンの指環』とは
神ヤハウェの命を受け大天使ミカエルよりソロモン王に授けられ、
この指環を身につけると“動物と話せる”ことからついている。

そんな自分が影響を受けた動物行動学関連の著書を
少し羅列したいと思います!

デズモンド・モリス

『裸のサル』

ローレンツの著作はまさに“動物行動学の入門書”として面白かったけど、
ヒトをよりただの動物“体毛の少ないサル”と捉え皮肉った名著と言えます。
続編の『舞い上がったサル』も興味深かったです!


いのちについて面白いのが…

本川達雄

『ゾウの時間ネズミの時間』

こちらは行動学ではなく生物学になりますが、
生命についての不思議な“法則”に目から鱗です!


動物、生物、その根幹を知る意味で
読むと面白いのが…

リチャード・ドーキンス

『利己的な遺伝子』

遺伝子って難しいと思われがちですが
たった4つの塩基名を覚えればいいだけで、
A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)
AはTと対(つい)になり、GはCと対になり
DNAの話題の際によく目にする螺旋状のモデルとなるのです。

この配列の違いが個、種(しゅ)を分ける。
ヒトとチンパンジーは95%くらい同じ。
ヒトとネコは90%くらい同じ。
フルーツのバナナは60%くらい同じらしく、
ヒトもチンパンジーもネコもバナナも
そんなに大差ないのだよ。
まっヒトによってはその差が大きいと捉えるのでしょうけど。。。

ちなみに傑作SF映画
ガタカ(GATTACA)』は
この4つの塩基ATGCからつけたタイトルである。


おっと話題が逸れてしまいましたが、
動物を知ればヒトが分かる。
遺伝子を知れば生命が分かる。
分かったところでどうなるもんでもないし、
分かったふりしてそれは専門的というよりは
知識の入り口程度、初歩の初歩でしかなく、
学術的にちゃんと学んだヒトからしたら
間違ったオレの表現(書くの苦手なんで…)もあるとは思いますが、
その辺はご勘弁を!!!!!(笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?