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心も体も温まる映画

大好きなドラマ、きのう何食べた?が映画になり、同じく作品ファンの母と鑑賞してきた。

映画冒頭は、映画らしくすこしコメディー要素が強いシーンが続いたけれど、
旅行での記念写真を撮るシーンで、今までは外出先でゲイであることを頑なにバレないようケンジと並んで歩くことすら避けてきたシロさんが、進んでツーショットを撮る姿には、なんだかジーンときた。
だってケンジはすごく嬉しかっただろうと思うから😢

ドラマでは定番の料理シーン。
映画で料理番組のような料理シーンを見るのは新鮮で斬新だなと思った。ただ、作品ファンとしてはすごく嬉しかった!
このレシピを元に料理をすることがよくあるから、この作品を見た後は自炊をしたい欲にかられてしまう😊

この作品には、ゲイのカップルや熟年夫婦、ゲイの息子を持つ親、仕事仲間など様々な登場人物がいる。
それぞれに考え方や生き方が違っているのだけど、それをそれぞれに際立たせうまい具合に融合させている物語がすごく素敵だ。
その中でも、シロさんとケンジの生き方が私はすごく好きだ。

「誰かが嬉しいことはやっぱり嬉しいじゃない」

「ここにいる全員に最高の彼氏でーすって言いふらしたい」

全く違うシーンの台詞だけど、こんな事が言い合える二人は素敵だ。
一緒にいることへの努力を怠らず、相手のことを尊敬し大切に思い、ありのままの自分で居られて、仕事も楽しくやる。
少しずつ、不器用でも、目の前の人と関係を紡いでいく。
怖いけど、それを少しずつ乗り越えていく。

そんなことを感じられる作品。

またゆっくり家でみたいなぁ。
そして号泣したいなと思った今日だった🌈

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