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月例経済報告雑感(2021年4月)

2021年4月22日に内閣府から4月の月例経済報告が公表されました。景気の現状に関する基調判断は3月と変更ないようですが個別には設備投資が「このところ持ち直しの動きが見られる」から「持ち直している」に上方修正されています。一方で輸出は「このところ増勢が鈍化している」から「増加テンポが穏やかになっている」と霞が関文学すぎてよく分からない文言に変更されています。

そういうことで景況判断には大きな変化がないのですが月例経済報告関係資料に興味深いグラフが掲載されていたので引用します。

世界では感染が大きく増える中でアメリカの新規感染者が激減しています。EUは一進一退という感じです。これはアメリカ製のワクチンが良く効くとうことなのでしょうか。EUはアメリカより人口が多いのでまだ全体に効果が行き渡っていないのかもしれません。他方、途上国に中国製のワクチンが供給されているはずなのですが世界全体では顕著な効果がみられていません。これは世界人口に対してまだまだ供給量が足りてないということなのか中国製のワクチンの効き目が悪いということなのかは専門家の分析を待ちたいと思います。

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