心が元気か確認する曲 ~START!! True dreams / Liella!~ + 退職エントリのようなもの

割とメンタルが安定してきたので久々の投稿。
前にも心が元気か確認する曲として ビリミリオン / 優里 を紹介したけど、それ系です。
あと転職するのでちょっと振り返りもかねて。


曲の話

歌いだしが一番強烈で分かりやすい。
"本当の夢は 止まらないんだね"と。

本来の意味としては、歌が好きなもののあがり症な主人公の子が、やっぱり歌いたいと頑張っていく曲。元気な時には「自分も頑張ろう!」となれるんだけれども、過労サラリーマンにはしんどい時がある。

月100時間くらい残業してプライベートの時間もなくて、仕事関連の自己研鑽とか趣味の時間とかが取れない時、「本当の夢なら止まらないんだろうに、自分がやりたいと思ってることは夢じゃないのかな・・・」と落ち込んでしまう・・・

本当の夢は止まらない と聴いたときに、同意・傍観できるか、それとも否定的になるかで心の向きを確認できると思う。

ついでに退職エントリのようなもの

曲と絡めて、最近転職することになったので今の気持ちとそれに至るまでの経緯を棚卸ししてみる。

結論から言うと、今の気持ちとしては、少なくとも現時点ではやりたいこととか夢とかは、無くてもいい・無理に探さなくていいと思ってる。
ある人もいるし、無い人といると思う。

1社目

新卒1社目を決めた時は、正直なところ思考停止だったと思う。
地元のSIerに就職した。フロントエンドをやりたいのかバックエンドをやりたいのか、そもそもWebアプリなのかはたまた組み込みか、希望が無いどころか何も知らない状態だった。
(※知ってたとしても配属ガチャ次第で、とてもやりたいことをやれる環境ではなかったけれども・・・苦笑)
(※しかも配属ガチャ次第では地元勤務すら叶わないという・・・新卒カードを雑に切り過ぎた気はする・・・)

そんな思考停止してるくらいなので、大学時代はプログラミングも全然やってなかった。入社してからは分からないことを調べると分からないことの説明に新たな分からないことが出てくるみたいななかなかにしんどい状況だった。
新卒1年目から100時間超の残業をして無理やり慣れさせられた気がする。
無駄にプライドが高いので、100時間残業の合間で帰ってから寝るまでは技術書を読むみたいな感じで結構頑張っていたと思う。

そんな感じで数年食らい付いていたら、その会社の中では相対的に出来る方になった。(客観的に見たらまだまだジュニアクラスなものの、その会社の年齢・等級的にはシニアな層ともものによっては張り合えるみたいな。)色々キャッチアップする中でもっと筋のいいちゃんとしたエンジニアが居る会社があるというのも学んだ。
何も分からなかったところから、プログラミングが結構好きでこれなら徹夜でも仕事できるかもというところまで来た。そういう意味では感謝してる。

そんな時に、技術職じゃなくてマネジメント職でやって欲しいと言われて、炎上案件に新卒の子と突っ込まれて、そこにヘルプで入った年上階級上技術職の先輩に初歩的すぎる質問をされてと色々重なって萎えた。転職しようと思った。技術力というか・・・熱量というか・・・アンマッチな気がした。
※今思えば技術職でやりたいと言えばよかっただけだし、自分も新卒の時は何もできなかったし、社内の階級における技術力なんて、ただの年功序列の次の第二ソートキーくらいのものだしと割り切れるけど、睡眠不足はやっぱり良くない。彼女にもフラれた。

  • 考えたこと

    • コードを書くとか、新しい技術に触れるのは好き。技術力?でやっていきたい

    • 過労死ラインの残業はしたくない

    • やる気のない人と一緒に仕事したくない

1回目の転職活動

そもそもどんな会社・求人があるかちゃんと分かっていなかったこともあり、テック系の大手とかベンチャーとかいろいろと受けてみた。
受からん。コーディングテストで落ちたところもあって、AtCoderとかやろうかなとなって始めた、結構おもしろかった。
結局あまり変わらず受託開発の会社に転職した。コンサル会社から受託・派遣で仕事を請けていて、商流・給料は上げられた。
※1社目が限界だったのもあったけど、たまたま内定を出してくれたところに流されてしまったようにも思う。

  • 考えたこと・・・?今思えばちゃんと考えてなかったかも・・・

    • キャリア・年収アップくらいしか見てなかったかもしれない

2社目

仕事のレベルが下がったけど年収が上がった。
1社目ではマネジメント寄りの作業もあって、正解・終わりの見えない炎上プロジェクトに寝れない日々を過ごしてたのに対して、メンバーレベルの作業(しかも定型作業)で、相対的にめちゃくちゃぬるかった。
業界・商流を変えるだけでこんなに給料が変わるんだと驚いた。
ここでも結局上位ランクの人が自分よりできてるようには見えなかった。(もちろん1社目含めて圧倒的に出来る人はいるものの、ごく少数だったという意味で。)

その一方で、いかにもコンサルっぽい人からパワハラっぽいのも受けた。
こっちに詳細を書いた。

受託開発、つまり超極端な話やらされ仕事で、そのためにこんなに心をすり減らすのはバカバカしいと思った。転職しようと思った。
「死ぬその日でも今日やることをやるか?」みたいなジョブズの言葉(だっけ?)が思い浮かんだ。

退職を切り出したら、相談してくれればもっとやりようがあったと言われて、内容を聞いたら確かにそれなら辞めなくて良かったかもと正直思ってしまった。人とのコミュニケーションをあきらめる悪い癖が自分にあると思った。

  • 考えたこと

    • 自分の意見を主張しないで諦めてしまってる

    • コンサル(は流石に主語が多きすぎるけれども)とは関わりたくないかも・・・

      • リスペクトできる人と仕事がしたいと思った

    • やりがいを持てる仕事がしたいと思った

2回目の転職活動

2社目はモヤモヤする部分も多かったものの、簡単なお仕事でそこそこ稼げて、パワハラPMが居る案件もお願いすれば外してもらえたので、「もしも良いところがあれば」というスタンスで転職活動をした。

フルリモート・興味のある技術スタック・興味を持てそうな事業領域で探して数社受けた。
テック系企業の技術面接で、基本情報レベルみたいな質問に答えられなくて情けなかった。所属組織内では相対的に出来るみたいな感じになってるけど、客観的に見れば弱いというのを明確に実感した。
別のテック系企業は最終面接まで進んだものの、面接が全然ダメだった。何を原動力にコードを書いているのかというのを掘り下げていって貰ったんだけども、たどり着いたところが結局お金稼ぎですみたいな感じになって、開発は好きだと思ってたけども分からなくなった。衝動レベルでコードを書いちゃうような人を欲してそうだったので、テック系の筋のいい企業だと、そういう狂人じみた人か、あるいは優秀な人でないと受からないんだろうなと思った。
「せっかくIT業界にいるんだから夢はおっきく、GAFAM挑戦!」みたいに呑気に考えていたので、キャリアパスを真面目に考え直そうと思った。そもそもやりたいことみたいな観点で考えていったときに、入って何がしたいのかというところがあまり具体的にイメージできなかった。

  • 考えたこと

    • 技術力一本で狂人・秀才と勝負するのは凡人の自分には無理ではないか

    • そうなると自分の強みとしては、まあまあ技術が好きで、まあまあマネジメントっぽいこともできないことは無いという器用貧乏スタイルを持続していくようなところになるんじゃないか

    • そもそも好きな技術スタック×好きな事業って無理じゃないか

    • そもそもお金がいっぱいもらえたら開発やらないんじゃない?
      それは本当にやりたいことなのか?

2回目の転職活動+α

転職活動で不採用、つまりお前は要らない、と言われるとまあまあ落ち込むので傷心。傷心してたら知人に声をかけてもらった。
以前少し仕事でかかわったことがあって、やけに自分を評価してもらっていて、自分から見ても自分自身より視座の高いフィードバックをちょくちょく貰っていたので、是非一緒に仕事したいと思った。
技術面ではトレンド技術的な部分も追いかけているのを知っていたので、その点でも魅力的だった。
3社目はここで頑張る予定。

  • 考えたことまとめ

    • 環境的なところ

      • 過労死ラインの残業はしたくない

      • 社内の評価制度なんて飾りで、どうせ年功序列だから割り切る

      • リスペクトできる人と仕事がしたい

      • やる気のない人と一緒に仕事したくない

    • 自分自身のところ

      • 自分の意見を主張しないで諦めてしまってるので、まずは対話する

      • 技術力一本で狂人・秀才(あとAIもろもろ)と勝負するのは無理ではないか

      • やりがいを持てる仕事がしたいと思った

        • やりがいというよりも成長?極論成長しなくとも将来的にも稼ぎ続けられる状況を維持したいみたいな?結局金かも

ストレングスファインダーでも収集心とかいう知識欲みたいなところが一番強く出てたりしたので、その辺をいい感じに生かして3社目はやっていきたいなと思った。

連休中にやったの爆睡とゲームだけだし、自分としては本当にやりたいことなんてそんなもんかもしれない。
可処分時間と所得が十分にかつ持続的に得られると自分自身で思えれば、自分としてはいいんじゃないか、プラスアルファで環境が整っていたらなお嬉しい、みたいなところに着地して、今の自分としては結構納得してる。

とは言え別に3社目でいい加減に仕事するつもりは無くて、戦えそうなフィールドで戦っていけたらいいなという気持ちで頑張る予定。

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