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君ちょっと行ってくれないか、すてごまになってくれないか

書く習慣チャレンジ 本日は8日目!

テーマは


「最近怒っていること」


基本温厚な人間なので、怒ることはそれほどないですが、
ちょっとそれはどうなの?
ということがありましたので、ぼちぼち書きます。

※この話はフィクションです。

選挙のお手伝いをすることになった


選挙運動も終盤戦。
人手が足りないのであろう、こんな私にまで手伝いの依頼が来た。
当日に駐車場の案内をしてほしいとのことで、興味本位で行ってみたのである。

休日の午前中。寝不足が肌にきています。

現地に到着し、とにかく何もわからないのでふらふらとしていると、
えらいさんみたいな人がやって来て、

「ここに立って一般の車を止めてください」

とのこと。

「会場の近くは、来賓と議員さん用なのでその車は通してね」

と言って、去っていきました。

そんなこと言われても全然わからねえ!


俺たちは空気で駐車場係をやっている


どの車を止めればよいかも分らぬまま、そわそわして立っておりました。

すると、車が入ってこようとするので止めようとすると、制止もむなしく車が入ってきました。

車に近づいて

「すみません一般の方は向こうにお願いします」

というと、

「なんで私がそんなところまでいかなあかんのや!」

とブチ切れられました。(※フィクションですからね)

あとで聞いた話ですが、地域で有名な会の会長さんだったようで。
てか、そんなこと分らんし!知らんし!笑

次の車がやってきたので、もうとりあえず向こうの駐車場へ。。

そうすると、見るに見かねた若い秘書みたいな人が、

「今の人はここに入れていいんですよ、ええ車は入れちゃってください」

と言ってきました。

うわ助け船!これ幸いと思った私は、この人にしがみつくことにしました。


「いやーここにいきなり来て、とにかく車止めろとしか聞いてなくて。でもどの車止めるかマジでわからないんですよね笑」


とここでの自分の無能っぷりを力説しました。
だって、教えられてないしホントに分からないんですもの。

そうすると、

(ダメだ、こいつ早くなんとかしないと)

と思ったその秘書っぽい人が、年配の駐車場係の人を連れてきました。

おいおい、分かるやつが最初からやれよ笑
一番の要所に穴開けるんじゃあないよ

と内心思いながら、他の駐車場へ。


雨に唄えば


一番遠い駐車場に飛ばされたので、今度は車も来ず。
マジで休日に何のために来たのか。。と悲しんでいると、
その悲しみが天に通じたのか、唐突のゲリラ豪雨。

いやいやいや、そんなに悲しんでへんし笑

一瞬にして、駐車場はプールのようになりました。

傘さしてじっとしてたはずなんですが、雨の中踊ってたジーン・ケリーくらいずぶぬれになってしまいました。

人もいない駐車場でいつ終わるとも言われていない駐車場係を黙々とこなし、いい加減疲れてきたので会場へ戻りました。

イベントは終了していました。

政治家の話を聞けると思っていたのですが、残念ながら雨音くらいしか聞けませんでしたね。

この歌を思い出したので、リンク貼っておきます。



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