石ころを売るビジネスを考えた

モノはブランディングによって価値を与えることが出来る。このビジネスはハイパーブラック営業時代にトップ成績を上げていた時、私はどんな商品でも売ることが出来るんじゃないか、そう思っていた時に思いついたビジネス。

営業マンが最終的に行き着く先

石ころでも売れる自信がある。私はスーパー営業マンだ。何にだって価値を与えて売ることが出来る。そう思った私は既に石ころを売りはじめている先輩おバカ様は居ないかネットで調べた。

おったwwwwww

その方は自営者で、当時の私からするとマーケティングや営業について深い知識を持つ様子だった。その方の話をしよう。彼もまたある日突然『石ころを売ろう』と思ったそうだ。その旨を知人(経営者)に話したところ、知人はこう言ったそうだ。『お前もついにそこに辿りついたか』と。もうこれは草不可避の展開である。俺もついにそこに辿りついた。

利益率100%

新品を売るより中古を売るビジネスの方が巷で流行るのが利益率の高さだ。なんといってもこのビジネスのポイントは利益率の高さにある。石ころなんてその辺に転がっているし仕入れはタダ。売った分全部利益だ。石拾いする人の人件費は?うるせぇ黙れ。

さて石ころをどうやって売るか

石そのものが持つブランドを活かす方法と、石に価値を与える2つの方法がある。石が持つブランドとは『〇〇の石は〇〇の海で取れた石です。パワーがあります。恋愛成就、健康、、、』など御守りオカルト系ブランディング手法。後者は単純に別のコンセプトを与える方法。前者は既にはびこっているので私は乗り気ではない。観光地の土産屋がやってればいい。

石ころにコンセプトを与える

実際に石ころを手に取っていた。手に取った石ころは手のひらサイズにスッポリ収まり角が取れたまん丸の石だった。そして私は考えていた。これに一体どんな価値があるのかと――。そして私は思いついた。

『ペットにしてみてはどうか』

ペットストーン

私はおもむろにスーツの胸ポケットからボールペンを取り出し、目を描いた。ガリガリなって上手には掛けなかったが完全にペットだった。ペットにはゲージが必要だ。私は木箱にスノコを敷きそこにペットストーンを入れることにした。

玩具であること

観賞用にするかどうかは個人に任せるとして、私はコレを玩具として販売することにした。1匹では駄目だ。遊ぶ為には2匹必要だ。2匹を手に取って遊ぶ子供の姿が思い浮かぶ。この2匹は家族だろうか、友達だろうか。そんなところだ。

使い方を教えるということ

店頭にデモさせることは勿論だが、商品紹介動画を再生する小モニターを同時に設置する。子供が遊ばなくなってもオシャレな部屋に合います。こんな遊び方あります。その他様々な角度から商品を紹介する。石で遊ぶことの素晴らしさをどっかの大学教授にそれっぽく話してもらうことも欠かせない。ペテンではないブランディングだ。

販売価格

2匹木箱入で980円で販売する。正直少し安い気もする。やっぱり1180円だな。おひとついかがでしょうか。

ではこのへんで。

電子書籍のネタに(2015.2.4加筆)

私は喋り場として配信をやっている。そのリスナーもこの記事を読んでくれている。そこで様々な意見を貰った。石ころを売るなんて心が痛む、楽しそう、など。

私は思う。使い方が分からないモノは無価値だ。商品を作り、モノの使い方を教え、消費者がそれに同意する。例えばパイプ椅子。コレを原始人に渡すとしよう。使い方なんて分かるわけない。彼らにとってパイプ椅子は無価値だ。マーケティングとはそういう話なのではないだろうか。

本題に入ろう

時間を余している人がいれば教えて欲しい。私は売れると信じている。この石ころビジネスを動かすパートナー、レポートしてくれるパートナーがココに、もし居るなら、一声掛けて欲しい。この物語そのものにも価値がある。このビジネスを通して営業、交渉、広告、差別化、ライティングなど、学べることは沢山あるだろう。ここで語っていない内容もある。私が伝えれることは全て伝えよう。

アナタからの連絡を待っている。


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