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BTSとMBTIとカッティングボードと(前編)

こんにちは!パクチーです。

BTSのメンバー達の口からもちょいちょい発せらている、韓国で非常に流行っているらしい、MBTI。就職、デート、バイト先、様々な場面で、自己紹介と自分のMBTIがセットになっていて、それが有効だと捉えられているらしい。そんなにか。

そんなMBTI、わたくしここ数日、突如、にわかに、興味を持ちまして…遅いですかね。Twitterでフォローしている方に、MBTI別、頭の良さの順位を独自研究で公開していた方がおられまして、その方の分類でRMくんSUGAくんのMBTIがトップグループ、自分が下位グループであったのを見て、

な、なんで分かるん…!?(動揺)

そんなことが知れてしまうMBTI、只者じゃないわね…!と、思った、という、超個人的な動機です。ちなみに、通常はMBTIで頭の良さは分かんないと思います。

調べてみると、ま〜〜〜!賛否両論ですね!おもろい。個人的には、日本では古くから、血液型による性格診断がある程度の信頼を得ているんじゃないかと思っておりますが、第二次世界大戦の時、徴収した兵士の配属先を決めるのに有効だったところから浸透した、という説を見たことがありました。また、パイロットの適性があるかを見るのに、人相見を呼んでその人に診断させるのが一番効率が良かった、という話を何か、野口晴哉さんの本で読んだ記憶があります。

と、「実際に有用」という面があるという事実と、「万能じゃない」面があるのはなんでも同じかな〜、とパクチーは考えますが、MBTIの場合、特に問題が起きるのは、「自己診断」が多用されている部分ではないでしょうか。

「自分が思う自分」と「実際の自分」のギャップ。

わたしの母は三陸出身で、「三陸沖地震」があった時小学生だったそうです。その大きな地震が起きた際、真っ先に教室の外へ飛び出したのが先生だったそうで、中年を過ぎてもその時のことを、はっきりと覚えているようでした。

「教員」が、生徒の安全を確保して、落ち着かせて、安全な場所まで誘導しなくてはならない役割があることを、その先生だってもちろん百も承知でしたでしょうし、何度でも訓練されたことでしょう。でも頭で思ってる「自分はこうする」のイメージと、実際そのことが起きたときに取る行動は、その段になってみないと分からない、ということはしばしば起こる。ちゅうか人生そんなことばっかりだ。若い人にとって難しいのは、その遭遇しているシュチュエーションの質や回数によるのかな、という気がします。かといって歳をとっても、都合の悪いことは忘れるケースもあるが。

パクチーがMBTIで特に興味深い、と思ったのはここ

MBTIは人々の思考・行動の間のプロセスを16のタイプに分けて、自分を深く知るツールとすることを目的にしているが、わたしが特に面白いと思ったのは、16に分けられたタイプそれぞれに、「主機能」「サブ機能」が設定されているところである。

8つの心理機能

ユングが考えた「心理機能」=「感覚」「直感」「思考」「感情」を8つに分類したものですが、マイヤーズ母娘が提唱したMBTIと使用する用語が共通しています。

ちなみに図のピンクの字のところと以下の要約は、パクチーの独自の理解です。

感覚(S:Sensor)は、観察、経験、知識で世界を理解してく機能。
直感(N:Intuition)は、目に見えないものを情報として利用する機能。
思考(T:Thinker)は、因果関係で物事を理解しようとする。
感情(F:Feeler)は、動機にある心理から物事を理解しようとする。

S、N、T、Fそれぞれに、e(Extraverted:外向的)、i(Introverted:内向的)を分けて、人の「認識・解釈」の仕方を8つの要素に分けた、のが上の図です。

そのうちのどれを主軸ににしているか?が「主機能」で、主機能を補助して使われるのが「サブ機能」なのですが、

自分の「主機能」と「サブ機能」をポジティブに理解することが、MBTIの有用性を高めるのに重要なのじゃないか、とパクチーは感じたのですが、いかがでしょうか。「おお!すっげ面白いな!」と思ったのはこの部分だが、ここについて触れている解説はそんなに多くない。

ということで、完全なるにわかの素人、わたくしパクチーが、「てみた」論理を絡めてBTSメンバーのについて、感想など綴って参りたいと思います!


SUGAくん

まず、MBTIについて、最もどうでもいいと思っていそうなSUGAくん。「そんなに振り回されないように」という、若者への喚起を怠らない。

しかし、彼が公式動画のMBTI診断(「BTS (방탄소년단) MBTI Lab 1」「BTS (방탄소년단) MBTI Lab 2」)で「ISTPになった」ということと、公開されたVLOGの内容が非常に腑に落ちる感じだったので、「どうでもいい」と思われていそうなのは重々承知ながら、どうしても書きたかったの。

…このnoteを。

こちら、SUGAくんのVLOG、初めての木工体験教室で、カッティングボードを7枚作る。

7……?

7……………?!!

講師の先生もこんな感じで驚いたに違いない。いやー、まず、自分だったら絶対無理!同じ作業は2回目で飽きちゃう!違うの作りたい!考えられない!回数重ねる分だけ精度が落ちる!

ヴィルトゥオーゾ:巨匠型(ISTP)の性格

生まれながらの生産者で、次から次へと企画を移りながら、楽しむために便利な物や非日常品を作り、行く先々で環境から学びます。整備工や技術者が多く、手を汚しながら物を分解して再びひとつにまとめ、元よりも少しだけ良い物を作り上げることをこの上なく楽しみます。

現実的な実用性をもとに意思決定を行いながらも、「他人のために行動する」という公明正大な気持ちが強くあり、これは、巨匠型の複雑な気質の多くを実によく説明していると言えます。

16personalities 巨匠型の性格ISTP-A / ISTP-T より抜粋

巨匠…巨匠、…職人?…職人か…?職人だな……!(木工の…!)

ISTPの主機能は「Ti」。サブ機能は「Se」である。

パクチーの理解では「Ti」、独自の思考体系があり、それが行動の動機でありながら、「Se」行動する段になると「習うより慣れろ」。

いや〜。繰り返せる人なんだね。とにかくやってみて理解していく人らしい。繰り返して、実際に手を動かして、その都度学び、理解を深め、精度を上げていくことに喜びがあるんだね。

「木製のカッティングボードが良い」と考えるのは、つまりこだわりであるが、その結論に至るまでのロジックをも含め、彼独自の価値基準の中に、ちゃんと構築された理路がある。

ISTPをクールな一匹狼と評しているサイトや書籍も多く、実際その評価は間違ってはいませんが……意外と社会に上手く適応し、おしゃべりは器用にできる方ではないながらも社交をわきまえ、愛想がいい人が多いです。

が、その主機能は内向的思考、すなわちTi。独自性や独自理論を追求する機能をメインで扱うタイプであり、要するに意外と我が強いです。

情け深いタイプでも属する組織に忠誠を尽くすタイプでもありませんが、内向思考と外向感覚の組み合わせで目先の問題を解決するのは得意分野。手先も器用で考えるより行動派なので、数撃ちゃ当たるのローラー作戦も割とうまくやれます。

総じてアクティブな印象を受けますが、その割には冷静でバランスが取れており、一匹狼タイプと言われるほどにとっつきにくいタイプでもありません。

内向的思考は、自らの理論や独自哲学といった、自分の中で納得できる理論を作るためのもの。総じてこの機能を持っている人は、自分なりのやり方や自分の人生哲学を構築していくことに長けています。

しかし、それを補助するのは思考<行動という観念を含んでいる外向的感覚。私たちが抱きやすい「なんか1人で小難しい事を考えている」哲学者イメージとは異なり、じっくり物事を考えるのはむしろ苦手です。どちらかというと、実際にやってみて、その体験から自己流を生み出すのが得意なタイプですね。

ISTPの性格:意外と世間に順応した一匹狼 抜粋

主機能とサブ機能は相互に補完しあっているので、メインとサブが入れ替わって機能することもある。

もしSUGAくんが人の親になったら…。この解説は結構納得感があって、幸せな絵がぽわぽわと浮かぶ。妄想と呼ぶ。

子育てに関して言えば、ヴィルトゥオーゾは、他のどの性格のタイプよりも、もちろん常識的な範囲内で、子供に自由と好きなことをさせる機会を与えます。世界は広く、探検され、経験されることを意図しています。ヴィルトゥオーゾの親にとって、子供が一日中家の中でテレビを見ていることほど不可解なことはないでしょう。リラックスし、開放的で柔軟なヴィルトゥオーゾの性格は、子供たちがその自由を賢く使うこと、つまり、探索と経験のためにそれを利用することを期待します。

人生の早い段階で、このような態度はヴィルトゥオーゾの子供にとって非常に有益です。この年齢では、あらゆるものが奇跡であり、あらゆる感覚を駆使して探求すべきものなのです。ブロックには色や形だけでなく、匂いや味もあります。このような感覚的な探求は、まさにヴィルトゥオーゾの好みにぴったりです。子供が運動能力を身につけると、ヴィルトゥオーゾの性格の人は、一緒にブロックを積み上げるのが楽しくなります。子供が成長し、より複雑な能力を身につけると、ヴィルトゥオーゾは本物の道具を使って本物の物を作る方法を教えることに喜びを感じるようになります。

もし、成長期の子供たちが、自発性と身体的活動への情熱という基本的な資質を共有しているならば、スポーツ、ハイキング、趣味のエンジニアリングなど、どんな活動にも喜んで付き合います。しかし、このようなことを子供に強要することはありません。ヴィルトゥオーゾは、自分の主義や趣味を子供に教える必要はほとんどないと考えており、むしろ子供が楽しんで物事を行うことを楽しんでいるのです。

(翻訳:DeepL)

https://www.16personalities.com/istp-parents

実際やってみて、そこから分析して、「これは良かった」「これはこう考える」みたいな、とても分かりやすいフィードバックをしてくれそうなSUGAくんが、簡単に想像できる。

あるいは、彼の「Agust D」の音楽作品は、実際に彼が体験したことを、後の彼が独自の分析で構築した解説のようなものと聴くこともできるのかもしれない。ある意味、自分に起きたマイナスの事象を、実用に転化できたところから、彼の安定性とリラックス、柔軟性、他者への尊重、慈愛がますますどっしりと生きてきたのかも。

ヴィルトゥオーゾは、自分でも不思議なくらいに人気があります。そのオープンな性格、面白い趣味、リラックスした態度は、驚くほど幅広いタイプの人を惹きつけます。知り合いが多いので、少なくとも何人かの人とは深い友情で結ばれることでしょう。

https://www.16personalities.com/istp-friends

でしょうな…。


ジンくん

INTP」の主機能は「Ti」でSUGAくんと同じく。サブ機能の方は「Ne」で、こちらは「アイデア豊か」となっております。

そのメインとサブの能力を遺憾無く発揮していたのが、このコラボの動画ではないでしょうか、彼が使うたくさんのユーザーの専門用語が、分からない、にもかかわらずめっちゃ笑ったんだが、彼が愛してやまないゲームのクリエイターチームに、長年のユーザーとして、彼のオリジナルの考えを提案する、という企画。

この時ジンくんは、「INTP」の解説通りであった。

ロジシャン:論理主義者(INTP)の長所

分析型 - 研究データから周囲の人々の行動まで、ロジシャンは出会うものすべてを分析します。そのため、他の性格の人が見落としてしまうような意外なパターンやつながりを見出すことができます。

独創的 - 絶え間ない想像力のおかげで、ロジシャンは普通の人には思いつかないような創造的で直感的なアイデアを思いつくことができます。もちろん、これらのアイデアのすべてが実現可能なわけではありませんが、ロジシャンは既成概念にとらわれない思考をするため、驚くべき革新的なアイデアを生み出すことができます。

客観的 - ロジシャンは真実にこだわります。イデオロギーや既成概念に安住するのではなく、物事の表面下で何が起こっているのかを理解しようとします。その結果、たとえそれが容易でない場合でも、偏見や誤った情報に対抗するために頼りにされることがあります。

(翻訳:DeepL)

https://www.16personalities.com/intp-strengths-and-weaknesses

このコラボ動画の終盤、長年の思いの丈を当事者に伝えることができて「ほっとした」というのが、「INTP」のパーソナリティを象徴しているような気がしないでもない。彼は長年の間に積み上がった理論に対して、その妥当性が自分なりに確認された時点で、これを現実の役に立てなくてはならない、という使命感と責任とを感じていたのだろう。ロジシャンだから。

ところで。

ロジシャンは最初から人間関係に真剣に取り組みます。尊敬できる人、一緒にいて楽しい人など、本当に心を通わせる相手にやっと出会えたとき、それを当たり前だと思わないのが、この性格の人たちです。

https://www.16personalities.com/intp-relationships-dating

ほうほう。

ロジシャンは、その独特な組み合わせが、恋愛対象者にとって嬉しい驚きとなることがよくあります。このタイプの人は、頭脳明晰で控えめな印象を与えるかもしれませんが、いったん警戒を解くと、遊び心と創造性に富んだ面も持っています。

https://www.16personalities.com/intp-relationships-dating

これは恋愛関係を説明したものであるが、メンバーや、それ以外の他者との関係でも、思い当たることがある内容である。

交際の初期段階においても、ロジシャンは非常に率直で正直です。駆け引きに意味を見いだせず、無口なこともありますが、遠慮はしません。この性格の人は自分の意見にフィルターをかけることはほとんどなく、相手にも率直であることを勧めます。多くのロジシャンにとって、率直であることは無礼やマナーの悪さではなく、プライドであり、誤解を避けるための手段であることは言うまでもありません。

https://www.16personalities.com/intp-relationships-dating

この、「自分の意見にフィルターをかけず」「率直」という部分で、最近でも思い当たるところがありますね。

출근용사 김석진 | 메이플 신입 인턴 BTS 진의 패기만만 아이디어 대공개 | EP.02 より
[BTS VLOG] Jin l COOKING VLOG より

ええ、これは「無礼」や「マナーの悪さ」ではなく、「プライド」であり、「誤解を避けるための手段」です。ええ。さくっと内側にナイフを入れて、より忌憚ない密度の高いやりとりに価値を見出すのです。間違いない!

恋愛においても、ロジシャンは新鮮さを保つために創意工夫を凝らし、相手に特別感を与えるために思いがけない方法を考え出すことができます。

https://www.16personalities.com/intp-relationships-dating

ええ、ええ…仕込みがね、確実ですからね。

人間関係が深まるにつれ、ロジシャンの日常的なニーズはシンプルになります。プレゼントやサプライズ、複雑な社会的計画、手の込んだデートなどは、彼らにとってはまったく重要ではありません。残念ながら、パートナーがこれらを望んでいたとしても、ロジシャンはそれを計画することすら思いつかないかもしれない。

https://www.16personalities.com/intp-relationships-dating

あ、そんなような気はします。

内向的な性格のロジシャンは一人の時間を大切にしますが、だからといって人との交わりを望まないわけではありません。この性格の人にとって理想的な恋愛相手は、ただ時間をつぶすだけの相手ではなく、自分の考えに挑戦してくれる対等な相手なのです。

https://www.16personalities.com/intp-relationships-dating

このあたり、「Run BTS! 2022 Special Episode - Telepathy Part 2」のなかであった、RMくんとのやりとりを思い出します。ケンカじゃない。普通だ。

ロジシャンの親友は、新しいアイデアや謎解き、解決策への情熱を共有する傾向があります。しかし、だからといって、この性格の人は、自分の意見に賛同してくれる友人だけを求めるわけではありません。ロジシャンは自分の考えを否定されることを気にしません。むしろ、自分の思い込みを見直させ、気を引き締めさせるような人を尊敬しています。

https://www.16personalities.com/intp-relationships-dating

そしてまた、j-hopeくんとの関係も思い出します。j-hopeくんとの親しい関係は、同時に気を引き締めさせてくれそうだ。

ロジシャンは、人生を学習と成長のために費やすことを望みます。そして、愛する人がその使命を共有するだけでなく、積極的にそれを後押ししてくれることを望んでいます。

https://www.16personalities.com/intp-relationships-dating

このあたり、メンバーや近しい間柄の人との間で言えることかもしれないが、彼の場合はARMYがそこに含まっているような気がする。

多くのロジシャンは、活発な会話や徹夜で行うブレインストーミングは楽しいかもしれませんが、それだけが友情ではないことを、時とともに学んでいきます。彼らは、社会的地位や服装などの表面的な飾りを見破り、その人の持つ可能性を最大限に評価する不思議な能力を持っています。社会に溶け込むことに執着する世の中で、ロジシャンは、慣習にとらわれず、流行を無視し、自分だけの声を見つけるように友人を鼓舞することができます。

https://www.16personalities.com/intp-relationships-dating

ARMY…。彼がARMYに語りかけるトーンは、このニュアンスが含まれているような気がします。だから彼が特別な立場の人であるにもかかわらず、わたし達はフィルターをかけずに、不思議とトーンの高い彼の話をそのまま聞いている。

と、彼が独自の深い哲学(「Ti」)を持っていたり、サブの想像力(「Ne」)を使って自分の哲学に還元する、それを「自己暗示にイマジネーションを使って、不可能を可能にしてきた」と、説明することはできるかも知れない。が、どんなにMBTIで彼の側面を説明できたとしても、それはわたしにとってはそんなに重要じゃない、些末な部分で、

…わたしが好きになったジンくんの根本的な魅力は何も説明されていないな…!!!!

と思ったのが、彼のMBTIについて調べた結果の感想です。MBTIでは彼の良さを説明できない。これが今回MBTIに関する大きな発見でありました。

彼は「何も考えていない」と言うが、「INTP」は何も考えていないタイプではない。もしかしたら、メイプルストーリーとのコラボでの彼、わたし達がほとんど見てこなかったメンバー以外の人々と話す彼の方が、「INTP」の性質がよく出ているのかも。

つまり、彼が「INTP」に備わる機能を全部使っても現実に対処できない時、研究生として、アイドルとして、超えなければならない壁に当たって、それを対処し続けるために発展した他の要素の方こそが、今見えている彼の魅力を作っているのではないだろうか。

つまり「考えて考えきった」先の「考えない」であり、アイデアの豊かさでクリアできない現実に対応する手段としての地味で淡々とした努力だったり、不得手やウィークを克服した状態の「INTP」であるので、NとかTとか、もはやどうでも良いのである。

彼。ジンくん。彼にタイプ分けはいらない


Vくん

彼のMBTIは「 INFP」、主機能は「Fi」の心地よさを、そして「Ne」のアイデアの豊かさをサブ機能に使っている。

彼が表現する要素は恐ろしく多岐に渡るので、「彼はこういう人である」という理解がずっと出来ずにいたが、主機能とサブ機能を知ることで、彼を知る取っ掛かりを得たような気がした。

「ここは自分向きだ」と思える環境にいると、彼はイマジネーションがどんどん豊かになって、誰も見たことのない極上のエデンを内側に描き出す。そしてそれを世界に反映してくれる。

MBTIを元に彼について考えると、そんなイメージが湧いた。

メディエーター:調停者(INFP)の長所

共感性 - メディエーターは、抽象的な意味で他人を気にかけるだけではありません。喜びや高揚感から悲しみや後悔に至るまで、他人の感情を実際に感じることができる性格です。この感受性のため、メディエーターは思慮深く、心優しい傾向があり、意図せずとも誰かを傷つけるという考えを嫌います。

寛大 - メディエーターは、他人の犠牲の上に立って成功することを楽しむことはほとんどありません。彼らは、自分の人生で良いことを共有し、相応の賞賛を与え、周囲の人々を向上させるよう求められていると感じています。このような性格の人は、すべての人の声が聞こえ、誰のニーズも満たされないことのない世界に貢献したいと願っています。

オープンマインド - 寛容で受け入れやすいメディエーターは、他人の信念、ライフスタイル、決断を批判しないように努めます。これは、非難するよりも思いやりを好む性格で、多くのメディエーターは、悪いことをした人にさえ共感を覚えます。彼らはとても受容的なので、メディエイターはしばしば友人や恋人の、そして時には見ず知らずの人の相談相手になることがあります。

創造性 -メディエイターは、型にはまらない視点から物事を見るのが好きです。あらゆる種類のアイデアや可能性、白昼夢に心を躍らせることほど、彼らに喜びを与えるものはないでしょう。多くのメディエイターが創造的な追求に引き寄せられるのも、この性格タイプが作家や芸術家の間でよく知られているのも不思議ではありません。

情熱的 - あるアイデアや運動が想像をかき立てるとき、メディエイターはそれに心を尽くしたいと思うものです。この性格の人は、必ずしも率直ではないかもしれませんが、それでも、自分の信念や信念を語る大義に対する彼らの強い思いが弱まることはありません。

理想主義者 - メディエイターは、正しいことをするのが容易でないときや簡便でないときでも、自分の良心に従おうと努力します。他人を助け、世界をより良い場所にするような、有意義で目的に満ちた人生を送りたいという願望を見失うことはまずありません。

(翻訳:DeepL)

https://www.16personalities.com/infp-strengths-and-weaknesses

彼のMBTIは逆に、Vくんの良いところを、しかもあまりよく目につきにくいところを非常によく説明してくれてる、と思って、ちょっと感動したのですが、いかがでしょうか。

ちなみに、パクチーは「INFP」なのである、Vくんと同じ…。どこか似ているところがあると思ったことがなかったからすっごく驚いたよ…!「INFP」の「P(Perseiving)」は格式ばらない人が持つ分類だが、行き当たりばったりの「P」の性質をこれでもかと見せてくれた彼のVLOG、わたしは、全然全くここまでじゃない。

でも、思ったことを思いついた順番にやって、1日それだけで過ごしたい、そうなら幸せだろう、という気分はとても分かる。自分の心地よさを見失わない限り、アイデアは順々に湧いてくるので、それを追うだけで完全に充実する。

主機能の内向的感情はISFPと同じですね。基本的に独自の価値観や正義、道徳で世界を見ており、必ずしも多数派が正しいわけではないのがわかっているタイプ。いわば、芯が強く他人に安易な迎合をするタイプではないというわけですね。

一方でそんな強さを前面に出すことを好むわけではないため、対外的にはおっとりとしている印象を受けます。サブ機能である直感機能が外向きになっているため、外の価値観……つまり本の知識や誰かが述べていた興味深いアイデアなんかをよく自分の考えに組み込んでいけるのです。

何にせよ、FiとNeの組み合わせで損得勘定から外れやすく全体的に無害、おまけに内向型だから他人の考えにガタガタと干渉しない善良さが目立つタイプですね。

INFPの性格:ふわっとおっとり想像世界の住民

これ、わたしの場合、外側から見た自分を結構的確に説明されている、と思いました。しかし中身はちょっと違うんだ…。

自分の核というか譲れないはかなり強固に保守するタイプ。何を譲れないかは人にもよりますが……だいたいは自分らしさだったり、気の合う少数の仲間だったりといったケースが多いでしょうか。

総じて、温和で何を考えているのかわからない、しかし自分の信念のようなものに対してはかなりわかりやすく頑強な人物。重要性の高くない場所ではむしろ人に譲るし合わせることの方が多いですが、絶対の価値判断に触れた時には驚くほど強固になります。

INFPの性格:ふわっとおっとり想像世界の住民

そうなんですよ!そうか…。基本的には、最終的にも、みんな違ってみんな平和で、いい、その寛容度もまあまあ高いと思っているんですが、「これはダメだ、アウトだ」というエリアがありまして、そのエリア自体は広くないものの、「ダメ」と判ずる基準がどうやら、相当、人と違う、んだな……MBTIやってよかったな……「なんでこれは良くて、これはダメ?」と思われるらしい。しかし自分でもなんでそれが地雷なのか、理由がよく分からない時もある。自分の経験とか体験とかと関連なく…多分…しかし涙が出るほど、議論の余地なく、100%ダメ、突如パワー全開になる、ことがある。環境と人が合っていれば、それは滅多に起こらないのですが。

Vくん、そういう激昂する時ってあるかな?

他人の言い分や信条に対してはかなり寛容、下手をするとほぼ無関心までありますが、

INFPの性格:ふわっとおっとり想像世界の住民

うん。そうだね、かなり…。

Run BTS! 2022 Special Episode - Telepathy Part 2」でジンくんとVくんがご飯を食べるのですが、

ここでジンくんと、ふわっとしたチャジャン麺論争を繰り広げるのの、そのVくんの心情を、同じ「INFP」として「INFP」という側面からのみ、解説することが許されるならば、

正直会話の中身はなんでもいいのが、この時の「INFP」。久しぶりの外ロケでわくわくしているし、ジンヒョンと懐かしいお店でご飯を食べられて嬉しいし、お腹が空いてご飯が待ち遠しいし、そんな気持ちで満タンに満ち足りていているので、全然全く、何かをしゃべる必要がない。

しかし撮影のためには何か会話が為されていないといけないので、おそらくそれで水をむけたジンくん。そんなにはどうでもいいと思っていることを、勢いだけでしゃべるVくん。割合真面目に、ちゃんと打ち返した玉をコートに入れようとするジンくん、

と、彼を「INFP」の切り口で見ると、映ってない部分の解像度が上がるなあ…妥当なのかそうじゃないのか知らんけどが…。

要するに「INFP」を説明する内容はどれもこれも内面に関するものなので、実際どうなんですか?というところはご本人に聞いてみないと分からないのである。分からないのだが、それでも、垣間見える彼の精神性、見える部分を辿って内側に描いているものを想像すると、わたしは、彼が「INFP」であることで持っている、ある役割のようなものがあるような気がするのであった。

それにはこの言葉がぴったり合うような気がした。

現実の物理的な世界に、永遠のモノは存在しない。全てのモノは朽ち、システムは時代に合わなくなり、どんなに実務能力に長けていたとしても、それは今現在のこの瞬間の3次元の物質に適応しているというだけのことだ。

しかし実際には世界は、誰にとっても、イマジネーションの世界が先にあって、それが現実の物質に反映している。ビジョンが先なのである。ビジョンを持って、現実を誘導する、その根本のこの世のシステムについて、「INFP」は他のパーソナリティを先導しているんじゃないか、そのことについて理解するともなく理解し、利用するともなく利用できることが、社会の中における「INFP」が持っている役割分担、という感じがした。

Fe」の「心地よさ」とは、「自分が心地いい」ということである。それが現状を認識する最大の基準になっている。

Vくんの心が、心地よさが守られている間、彼が世界に対して希望を持っている間、彼が美しく楽しい可能性を思いつき続ける間、

地球は大丈夫。未来は安心していい。

みんなに大切にされるべき人。
「地球のハート」。

そんな風に思いました。


さて。このまま他のメンバーに続くと、絵巻物のように長くなってしまいそうなので、不本意ですが後編に続きたいと思います。ええ、一旦力尽きました。でもこれから調べるので、いつ書けるかなあ!

それではまた!


追記:仕上がりました!後編はこちらです!




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