【徹底読み解き】ASD(自閉症スペクトラム)wikipediaを解説!VOL.1

2年前の記事の再構成記事です。

2年前の自分はこんな風に自閉症スペクトラム(ASD)を分析していました。そもそもASDって何?という方にはいくらか有益な情報となるかと思います。基本的にはただただwikipediaの【ASD】の項目を分析、読み解いていく内容となっています。特にASDの歴史などについて知ることができます。

では、参ります!自問自答スタイルとなっています!

_____________________

核心に迫ることは、時に恐怖を伴う。

知らずに幸せになれるなら、知らない方がいい。医学がいつも必ず人を幸せにしてきたかは、一概にyesとは言えないかもしれない。

それでも自分の為に、これはやんなきゃなと思う。

タイトルのお話。記していきます。

自閉症スペクトラム障害(じへいしょうスペクトラムしょうがい、英語:Autism Spectrum Disorder, 略称:ASD)、あるいは自閉スペクトラム症とは、『精神障害の診断と統計マニュアル』第5版(DSM-5)における、神経発達症群に分類されるひとつの診断名で、コミュニケーションや言語に関する症状があり、常同行動を示すといった様々な状態を連続体(スペクトラム)として包含する診断名である。

ケータイショップで専門用語を並べたてられパニックになる高齢者の方の気持ちになってしまいました。

崩します。

自閉症スペクトラム障害(じへいしょうスペクトラムしょうがい、英語:Autism Spectrum Disorder, 略称:ASD)


横文字だというところ、注目です。また、訳を疑う必要があります。

少し、語源を調べます。

[ギリシャ語 autós ‘self'+‐ISM]
autismは「自閉症」を意味し、語源はauto(自己)とismos(状態)に由来します。
(参考)autobiographyは「自伝」を意味し、語源はauto(自分)とbio(命)とgraphia(記録)に由来します。


考察するに、「自己に囚われる」症状を思わせます。

Spectrum 
1【光学】 スペクトル.
2(目の)残像.
3〔変動するものの〕連続体; 範囲 〔of〕.
用例
【語源】ラテン語「見えるもの」の意; 形容詞 spectral

画像1


↑色のスペクトラム。要するに、様々な範囲に広がる、曖昧で明確な境界線がないもの、というイメージです。ASDは、これがASDだ!と明確に定義判断できるものだとは言えません!と「S」の文字から言われているようだ。

※編集後記:いいところに気が付いていますね。スペクトラムといわれるように濃淡があるものです。見方によっては、全ての人がスペクトラム上にいるという見方もできます。同じように、ADHDも本来はスペクトラム状であると捉えるべきだと思います。

Disorder 無秩序,混乱,乱雑,(社会的・政治的な)不穏,騒動,騒乱,(心身機能の)不調,障害,(軽い)病気
orderは、秩序が整っている状態。(オーダーする、とは、はっきりとした注文をすること。希望を明確にすること)それの否定で、秩序立っていないこと。

このASDという用語でつまづきそうです。いっそ、日本発祥ならわかりやすいのに。。

編集後記(以下、※マーク):そもそもこういった用語は基本的にすべて米国から概念を輸入しているので、日本発祥の用語ではないし、日本初の概念でもない。

あまり言葉に囚われすぎても迷子になります。
ASDは自閉症スペクトラム障害、と割りきることにします。そのうち、わかってくるはず。
次。

『精神障害の診断と統計マニュアル』第5版(DSM-5)における、神経発達症群に分類されるひとつの診断名で、コミュニケーションや言語に関する症状があり、常同行動を示すといった様々な状態を連続体(スペクトラム)として包含する診断名である。


DSMとは、アメリカの医学の総意と理解することにします。


【常同行動】
精神病理学で、同じ行為や言葉を不自然に繰り返したり、同じ姿勢をいつまでもとり続けること。


全くわかりません。。ASDとは、アメリカにおいて定義され、コミュニケーションや言語において、何か特別な繰り返しを行う症状のようです。おそらく。。

次。

従来からの典型的な自閉症だけでなく、もっと軽い状態が含まれることになった。自閉スペクトラム(Autism spectrum)[1]、自閉症連続体(じへいしょうれんぞくたい)、自閉症スペクトルなどともいう。


本来は、自閉症とは何か?から読み解くべきだったのかもしれません。自閉症の私のイメージ(引きこもりや不登校、話さない子供など)で、わかったつもりだった。始めに自閉症があり、さらにそこから「自閉症」とは完全に言いきれない境界線の途中にある人々に名前をつけたくて、「ASD」は生まれたのかな。今回はかなり苦戦します。

※その通り、ASDは様々な言葉を融合したものです。自閉症もASD,アスペルガーもASDと医学的には名前を変えました。アスペルガーは以前は高機能自閉症などとも呼ばれていましたが、誤解を招くことから今は使われていません。

画像2

これがASDのイメージ。わざわざイメージ図がつくということは、やはり言語化が難しい言葉なのかな、と自分を慰める。

かつてのICD-10やDSM-IVで用いられている広汎性発達障害の中分類に含まれていた、自閉性障害(自閉症)、アスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害、小児期崩壊性障害などの各障害は、DSM-5においてはASDの単一の診断名を用いて再定義された

飛ばします。世界基準と米国基準の違いが、ある時にアメリカで統一されましたよ、と。おそらく。

ASDの診断基準は「社会的コミュニケーションの障害」と「限定された興味」の2つを満たすとDSM-5では定められている。


やっと大切なところにきました。
言葉通り、すごくわかりやすい。知りたい。

典型的には生後2年以内に明らかになる。有病率は0.65〜1%とされる。性差は男児において女児よりも4倍とされる。またASD児童のうち約30%は知的障害を、11〜39%はてんかんを併発している。


なんと!生後2年以内に明らかになるとのこと。絶対そんなことはないと思いつつ、流します。ざっくり、100人に1人はASDらしい。真偽は判断できないので、次へ。

原因については現時点では脳機能の変異とされているが、親の子育て能力は関係しないと判明している。ASDは他の神経発達症と同様、一般的には治療法は存在せず、一生続き、治療より療育や支援に重きが置かれる。


うん、これは結構他の本にも書いてある。生まれつきで、治すという概念はない。大丈夫。驚かない。

治療のゴールは、中核症状および関連症状を最小化し、さらに患者のQOLを最大化し患者家族のストレスを軽減することに置かれる。


なるほど。当事者の人生の質を高めて、家族の精神的、肉体的なストレスを減らす。そうか、家族にも沢山の影響がある。思いあたる。

【定義編】


※「精神障害#定義」も参照
精神医学的障害の一種である。


終わり。定義していない。(wikiを批判はしません。)
wikiがあきらめるなら、このnoteでの考察も定義に関してはあきらめます。

中核症状と、周辺症状に分かれる。
中核症状
社会的コミュニケーションや社会的相互作用(social interaction)における持続的な欠陥。限定された、反復的行動、興味、または活動の様式。
ASD児童は限定的な行動に特別な興味を持ち、変化に抵抗し、仲間に合わせて社会的状況に反応しないことがある。日常的な習慣を邪魔されると強い不安を感じる(程度は人により差はある)。


ひとつずつ。主となる症状と、それに絡む症状で分けますよ、と。主となる症状をとても私にとってわかりやすい言葉に言い換えてみる。ASD診断された私の腑に落ちる言葉で。

▪コミュニケーション上で、社会的欠陥がある。その状態が終わらない。続く。
▪行動、興味、活動が極めて狭いことが特徴
▪変化に抵抗する。(ただし、自分が望まない変化に限る。)
▪仲間、友達、同僚、家族に合わせない。空気が読めない。または読まない。
▪自分で決めたルーチンをできない状況にひどく困惑する

自己紹介のような考察になってしまいました。。
wikiの記載と、そう大きく外れてはいないと思います。

周辺症状
関連する身体所見。耳の奇形、皮膚紋理など。
てんかん。ASDの4-32%はある時点で大発作を起こす。
言語の発達や使用の障害。ASDの約50%は、有効な会話能力が発達しない。一方で、ハイパーレクシア(過読症)なども見られる。

てんかんとは?
他の記事のイメージ図を参照しました。

画像3

あまり身に覚えはない。ただ、二年前に不安障害だった時、過呼吸のような症状が起きたことはあります。


ハイパーレクシア。僕はそれかもしれない。

一気にハイパーレクシアのwikiを引用。


ハイパーレクシア(過読症、Hyperlexia)とは、ディスレクシア(読字障害、dyslexia)と対照的な広汎性発達障害(PDD)で、読み書きの能力が一般の子供より突出しており、低年齢で文字や数字や記号を覚える。
大部分または全てのハイパーレクシアの子供は自閉症スペクトラム障害に含まれると主張する専門家もいるが、一方で、ハイパーレクシアにおける自閉症の関与は完全にハイパーレクシアのタイプによって異なると主張する専門家もいる。自閉症の子供の5-10% はハイパーレクシアであると推定されている。


ハイパーレクシアの子供は文字や数字に大きな関心を寄せ、言語を解読することは非常に得意であり、そのため非常に幼い年齢で本を読み始める。


ハイパーレクシアの子供は早熟な読解能力にかかわらず、コミュニケーションに苦労する場合がある。ハイパーレクシアの子供は読解能力の習得は早くても、発話の習得は丸暗記と反復によって行われる。


あてはまる。自閉症スペクトラムの考察から、ハイパーレクシアの考察になりそうなので、戻ります。
ASDと一言で言っても、様々なタイプがありそうです。

(周辺行動続き)
▪知的障害。ASDの子供の約30%は知的障害に該当し、うち30%は軽度中度の知的障害、45-50%は重度以上の知的障害である。
・易刺激性。攻撃性、自傷行為、かんしゃくなど。
▪気分と感情の不安定性
▪感覚刺激に対する反応
▪多動と不注意


易刺激性がわからない。ググる。

精神医学では、ささいなことをきっかけにして周囲に対して不機嫌な態度で反応しやすい状態のことを「易刺激性」、特に怒りっぽい状態のことを「易怒性」などと呼びます。

うん、当てはまります。家族他己分析。認めたくない、欠点。

※自己理解をしてアンガーコントロールなどを身につけてから、だいぶおだやかになりました。

▪気分と感情の不安定性
▪感覚刺激に対する反応
▪多動と不注意

これらも思い当たるふしがある。
日本語が簡単なので、読み解くというよりは、当てはまるかどうかの感想になってしまう。再確認しただけかもしれない。

(関連症状続き)
早熟の才能。サヴァン症候群など。
不眠。ASD児童の44-83%に見られる。睡眠衛生の改善やメラトニンなどで対応される。
軽度の感染症と消化管障害[1]。ASDは上気道感染症、過度のゲップ、便秘や下痢などの有病率が高い。


サヴァン症候群がわからない。

サヴァン症候群(サヴァンしょうこうぐん、英語: savant syndrome)とは、知的障害や発達障害などのある者のうち、ごく特定の分野に限って優れた能力を発揮する者の症状を指す。
サヴァン症候群の原因は諸説があり、特定には至っていない。実際、症例により、各々メカニズムがことなり、同じ症例は二つとないという考えもある。脳の器質因にその原因を求める論が有力だが、自閉性障害のある者が持つ特異な認知をその原因に求める説もある。コミュニケーション障害・自閉性障害のある者の全てがこのような能力を持っているわけではない。自閉症と同様、男女比は男性が女性の数倍である。
広義には、障害にもかかわらずある分野で他の分野より優れた(健常者と比較して並外れているわけではない)能力を持つ人も含めることもある。また、いわゆる天才や偉人の多くは円満な人格者ではなく、中には日常生活に支障が出る症状の人、時にコミュニケーション障害・自閉性障害に近い症状の人もおり、それがさらに極端になって「紙一重」を超えたのがサヴァン症候群だという見方もある。
キム・ピーク - 1988年の映画『レインマン』のきっかけとなった。大変な記憶力をもっていたと考えられている。


これはわからないので、考察なし。太字の部分に関して、感覚としては理解できます。天才的な才能と引き換えに、他の部分は欠けてしまう。

次の不眠もASDと結びつけるにはあまりにも当てはまる人が多いので、考察なしとします。
統計の精度は全くわからないが、日本人の半数が不眠症というニュースを見たこともある。

次行きます。


知的に遅れのある(知的障害を伴う自閉症)は比較的未熟児の割合に多い。程度によっては重い自閉症(1000人のうちに2~3人程度)と呼ばれる場合がある。生活年齢にはっきりと遅れがある。状態の変化を嫌ってパニックを起こすことが絶え間ないこともある。こだわりの要因が非常に強く、様々な病気を引き起こすことがよく知られる。また言語障害や肢体不自由を伴うケースがある。
最近は折れ線型自閉症も注目化されている。
前半は知的障害を伴う場合。自閉症スペクトラムと一言で括るのには限界があるくらい、大きな違い。

折れ線型自閉症とは何かというと、例えば3才頃から言葉を話さなくなったりする、下りの折れ線のイメージ。(=自閉度が高いほど上がるグラフなら上がり線📈)

【原因編】


双子研究により、原因を大きく遺伝要因と環境要因に分けて影響度を算出できる。
自閉症スペクトラムの遺伝要因の影響度(遺伝率)は90%と非常に高い。
近年ではこれより低い推定もあるが、いずれにせよ遺伝的要因が大きい。
ただ自閉症リスクを増加させる変異のほとんどは同定されていない。
心理社会的要因は現在では明確に否定されており、子育てのスキルは要因ではない。


同定とは、「正体が不明な生物を写真などの資料をもとにどの種なのかを判別する作業のこと」

とにかく、遺伝の可能性が高いらしい。ただ、発達障害と同じで、このASDの用語の歴史は浅いだろうから、遺伝の判定は難しいですよね。親が子供の頃は、ASDなんて言葉は無名だったはずです。

東京大学大学院の研究では、自閉症スペクトラム障害者に特徴的な幼少期の一過性の脳体積増加がニューロン以外のグリア細胞などの組織増加であることが間接的に示された。脳体積が正常化する成人期にかけては定型発達者と変わらないレベルになることも示された。出生直後の脳体積は健常群よりも小さかった。


文章が少し難しいです。

ただ、あまり固執するところではなさそうです。



今日はここまで。ハイパーレクシア(過読症)が気になります。こうして、wikiを考察するところとか。ただ、他の「本の虫」とは違うはずで、一つの欠陥と捉えることもできる。

僕は特に会社員として「口頭での指示」が苦手でした。会議などで話し言葉を真剣に聞くときは、頭の中で文字にします。しないとわからない。

少し自閉症スペクトラム全般の読み解きにならず、だいぶ主観が入りました。

ひとまず、一旦終わりとさせて頂きます。

※まだまだ医学で分かっていない部分も多いですね。ただ、こうして一つ一つを読み砕いていくと、よりASDの歴史が見て取れます。

画像4

画像5

旦那さんはアスペルガーを無料で読む

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?