猫かぶって萎縮する仕事環境で心をすり減らすのはやめた

猫をかぶって仕事をするのは2回目

わたしは、新卒から今まで3回の転職とフリーランス経験がある

  • 1社目:ベンチャー広告代理店の営業(12ヶ月)

  • 2社目:ECサイト運営代行会社のディレクター(4年2ヶ月)

  • 3社目:中堅ウェブ制作会社のプロジェクトマネージャー(7年7ヶ月)

  • 4社目:ベンチャーSaaSのプロダクトマネージャー(10ヶ月)

  • フリーランス期間(仕事したり、休んだりを繰り返している)

中でも、10〜12ヶ月の2社では、働いている時間の中で心がツライことのほうが多かったーー
「いつ怒られるのか」「これでいいのか?」「また修正されるんじゃないか?」「期待通りにできているのだろうか?」と、威圧的でマイクロマネージメントな環境で人の顔色を伺っていた

たとえば、入社当日から、同期入社の輝かしい経歴や年齢・オリエンの理解度などに圧倒されてしまって、「自分なんて」と自信が失われている中、社員とのコミュニケーションに萎縮するわたしが爆誕!!
仕事モードに入ると、まず焦りや不安で心が覆われた状態になるという、なんとも精神衛生が悪い状態だったな

どんどん萎縮が加速する日々

その後チームメンバーで働いてても、寂しくって、どんんどん萎縮が加速した

面接時に優しかったのに一転して冷たい態度に。初歩的な質問をすると、「それもわからないのか?」と怪訝な顔をしたな〜と感じ取ってしまったり。開発プロセスの質問では「あなたの前職とは違うので、わたしたちのやり方でやります」と強く言われたり(別に、「前職のやり方にしましょう」と言ったわけじゃないのに…泣)。資料作成したら、内容も体裁も2/3修正されて返ってきて、理由説明がままならなかったり.…

それで、萎縮する状態が標準仕様になり、成功体験が極端に減って「わたしはダメなやつ」ループへ突入

本当はテキパキ及第点をとりながらスピーディに作業を行う性格なのに、期待された正解に合わせにいこうと、手を動かして戻してを繰り返して、結局期待通りではなく修正が入ちゃって時間だけかかっただけとか

いっつもパッと条件反射でSlackを返信することが多かったのに「この言い回しだとキツすぎるか?」「この前伝わらなかったから別の言い方を」「直接的すぎるから絵文字をつけよう」など考えまくって、チームメンバー向けに3回ほど書いては消してを繰り返して、先に返信がきてしまったり。
Slack通知にも、びくん!として、「何か強い指摘を受けるのでは?」と確認するのさえキドキしてた

リモートではなく久々に対面でメンバーに会っても 「ヘマしてはだめ」の気持ちが強くて無言で聞き役に徹したりする

時々「何やってるんだろう」と自己嫌悪になっては、フラストレーションがたまってく日々
半年後でも同じ状況で、伸び伸びと仕事ができず、「萎縮したわたし」は心の消耗が激しかった

わたしの心を守ると決めて、会社を辞めた

どうにかこの状態を打破したくて、ノートに気持ちを書いたり、本を読んだり、前職の同僚にグチったりした
自分なりにメンバーとの関わり方を変えたり、質問の言い方を変えたり、人事に相談したりした

けど、どうにも心のモヤモヤは変わらず、別角度からアプローチしようと思いコーチングを受け始めた
コーチングテーマは「楽しく働きたいのに、できないのはなぜ?」
2〜3個サービスを使って、「わたしの状況に対する理解度」「コーチとの相性」「わたしが提供する情報の量と質」「コーチが投げかける問いかけの質」などを知っていき、一人のコーチに決めた!!

セッションを繰り返しして確信に変わったのは
「萎縮した状況を変えられないなら、そこで働き続けるのはツライ!!!」ってこと
ごくごく当たり前の結論なんだけど…
ひとりで考えていると「やめたらお金が…」「転職回数が増える」など辞めない理由がぐるぐると回るんだけど。コーチがいると、辞めない理由にフォーカスを当てすぎずに、違う問いかけをしてくれてるので、本当に大事にしたいことにフォーカスを当てることができた

だから、わたしは思い切って、次を決めずにやめた!

フリーランスになっても、わたしにあった働き口や働き方を探し続けてる
今でも正解は見つけてないけど、会社をやめたことは後悔してない

わたしは仕事でも生活でも、「萎縮のわたし」はまといたくないんだと思う
他人軸で、普通軸で生きているわたしが、正社員を辞めたってことは、
仕事の面でも本来の自分に戻るプロセスを歩み始めたんだな〜 って成長を実感中!!

(今回のnoteでは、会社の体制を言いたいわけでも悪いわけではないです。わたしの捉え方や萎縮する自分の心情を書いてるだけ。今思うと、みなさんは、仕事も忙しい中で業界未経験を対応してくれていて、心も体もいっぱいいっぱいだったんだだろうな〜とみなさんの立場も理解しようとしている。)

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