温泉とドライヤーと育毛剤と。
こんにちは! 鈴木貴之です。
現在妻が妊娠中であまり遠出もできないので、今年のGWは基本家で過ごしています。
でもそれだけでは高校生の息子もつまらないだろうと思って、昨日温泉に行って来ました。
とは言っても家から車で15分ほどの所にある温泉です。内風呂よりも外風呂の方が多く、山にあるので段々畑のように段になったお風呂がある温泉。
緑の木々を見ながら入るお風呂は格別です。
そして、温泉は息子と水入らずで話ができるチャンスでもあります。
彼が好きなことを聞いたり、今後どう思っているかなどを聞きました。
時には一対一で話す時間は重要ですね。
1時間半くらい温泉につかった後に着替えて髪を乾かそうとドライヤーが置いてあるところに行きました。
この温泉ではドライヤーが2台あり、洗面台に設置されています。
そこで鏡を見ながら髪を乾かすのですが、ふと少し古くなってきている洗面台に目を向けるとこれが目に入ってきました。
40代に入り髪が薄くなってきた私はかなり気になり、よくよく説明を読んでしまいました。
個人的にはあまり育毛剤は信じていないのですが、どうしても気になってしまうんですよね。
私がここから学べたことは3つあります
第一に、お客さんの目につくところに商品をを置くことの重要性。
もし売店で売っているだけだったらこの商品のことを知ることはありませんでした。なぜなら、そこは基本的に私の導線上ではないからです。
私は温泉に入りに来たのであって、何かを買いに来たのではありません。だから、例え本質的に気になる商品が売店にあったとしても、その存在を知らなければ買うことはできません。
商品は目につくところにこそ置くべきなのです。
第二に、商品の説明を細かくしているか。
もしこのボトルしかなかったら興味を持つことはありませんでした。
隣に説明があったからこそ気になったのです。
多くの商品も同じじゃないでしょうか。
「とろみ育毛剤」と書かれたボトルだけが置いてあったら気になるけど、それがどう他と違うのかとか、どうして髪が生えてくるのかとか、そういう説明がないのに興味を引くことは至難の業です。
商品をパッと見て、デザインや名前で気になった人にきちんと興味を持たせる形で商品の説明をできているか?
これはどんな商品でも大事です。
特に悩み解決商品で、値段がそれなり以上で、きちんと説明しないと売れないようなものであれば説明しないで売るのはほぼ不可能。
売りたい商品があれば、それを説明しないといけませんし、説明を読んだり聞いたりしてもらわないといけません。それができているかを知るのは大事です。
第三は、適切なタイミングで説明できているか?
人が話を聞くタイミングでできているか? というのはとても大事で、今回のような育毛剤の提示の仕方は行ってしまえばインタラプション(割込み)です。
考えてもいなかったところにいきなり現れる広告のようなもの。
興味を持ってもそれをじっくり読む時間がなければ人は説明を読んでくれません。
その点「髪を乾かす」のはどうしても時間がかかるので、手を動かしながらも読んでくれる可能性はあるわけです。
また、温泉なので、基本時間はあるでしょう。急いで温泉に来るという人はあまりいないので・・・
あなたも自分の商品を見てもらえる「髪を乾かすタイミング(時間をとってみてもらえるタイミング)」を見つけて、そこで自分の商品の説明ができないかを考えてみてください。
あなたのお店・ビジネスではこの話からどんな応用ができそうでしょうか?
ぜひ、あなたのビジネスの洗面台(導線)を見つけ、そこで説明し、それを読んでもらえる髪を乾かす時間(タイミング)を見つけてみてください。
きっと、今までとは違う反応が返ってくるでしょう。
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