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あなたの「強み」は必ずしも商品そのものにあるわけではない。

こんにちは! 鈴木貴之です。

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世の中には本当にたくさんの商品・サービスがあります。

そして、自分が販売しているものが唯一であることはほとんどないと言っても良いでしょう。

あなたがどのような商売をされているとしても、必ず競合がいて、消費者は複数の選択肢の中から選べる状況にいます。

そういう時に、消費者にあなたを選んでもらう為の助けになるのが「強み」なのです。


「強み」に対する誤解

しかしながら、多くの場合「強み」は商品そのものにしかないと思っている人が多いのが現状です。

例えば、車であれば

より速く

より快適で

より格好がよい

ものが良いと思っていることが多いということです。

それは当たりであり、外れでもあります。

ただ、あなたが他の競合と同じものを売っている場合はこの「商品にフォーカスした強み」を使うことはできません。

また時には商品自体では強みを見せられないということもあります。

そういう時はどうしたら良いのでしょうか?


「ストーリー」はあなたの「強み」となる

実は、商品そのものを語らなくても売れるということはよくあります。

その一例が、私が以前WEB集客コンサルティングを行った英会話教室にあります。

元々は実家の一室で教室をされていたのですが、一生懸命ブログを書いても集客できていませんでした。

そこで、一念発起してコンサルティングを受けることに。

その結果、実家の一室から自分で教室を建築するくらい生徒さんを集めることができるようになりました。

その際に最初に行ったのが「強み」の発見。

この方はもともと「自分には強みなんてない」と思っていたのですが、色々とお話をお伺いしていくうちにあることに私は気づきました。

それは、こだわりの手作り教材を使って教えているというところ。

私はそこで聞きました。

「なぜわざわざ手作り教材をつくっているのですか?」

すると、この方は「その方がより子供たちが英語を覚えられるからです」と最初は言っていたのですが、さらに突っ込んでいくとより深いところが出てきました。

「実は、高校生の時私は英語が苦手でした。でも、高校の先生が手作りで教材を作って来てくれて、それで教えてくれたんです。そうしたら英語が好きになって、得意になりました。だから、私は子供たちに私のように英語に苦手意識を持ってほしくない。好きになってもらいたいと思っています。だから手作り教材にこだわっているのです」

それを聞いた時、私の背中に電流が走りました。「これだ!」と思ったのです。

そして、「それを伝えていきましょう!」と言いました。

半信半疑でしたが、素直にそれを伝えることに。

そしてその結果は・・・先ほどもお話した通りです。


言葉にして伝えることの重要性

この先生は、以前から「うちの教室では手作り教材を使っています」と言っていました。

でも、その背後のストーリーまではお話していませんでした。

だから、文章を読んでも「手作り教材? ふーん」くらいの反応だったと思います。

ストーリーを追加した後は。

「この先生にお願いしたら、きっと子供は先生と同じように英語が好きになり、得意になってくれるんじゃないか」

そのように思われるようになりました。

「強み」は、商品そのものが持つ特徴・価値だけじゃないのです。

むしろ、それ以外の所の方が大事です。

なぜなら、他よりも圧倒的に優れた「強み」って、なかなかないものなので・・・


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