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キャッチコピー:会社の核となるメッセージを一言で表すことができているか?

こんにちは。鈴木貴之です。

今クライアントさんとやり取りをしていて、本人が「行き詰っている」と感じている所があります。

それは、


● 自分はいろいろできるし、顧客の助けになることができる
● でも競合が多くて、どれも決定的じゃない


というところ。

これって多くの企業が悩み、困っている所と一緒です。

あれもこれもできて、どれもそれなり。でも一つ一つを見ていくと競合がいて、そちらの方がすごく見える・・・。

こんな状況ではどんなに頑張っても集客できません。

なぜか?


あなた自身がある顧客に対して「自分が他の誰よりも役に立てる」と信じていないから。


それを信じていなければ、どうやって「自分の商品を買ってください!」と言えるでしょうか。自分が自分自身を信じていなければ、自分よりも他にも良いものがあると思っていれば、目の前にいるこの人に私の商品・サービスを買ってもらいたいと思えるわけがないのです。

会社としてのキャッチコピーがあることで、自信が持てるように


では、どうすればいいのでしょうか?

そうです。

「ここだけは自信をもって自分が一番と言える!」

そう言えるものを見つければいいのです。

ただ一番とは言っても日本で一番とか世界で一番でなくても構いません。

その地域で一番、その業界で一番、など限られた範囲での一番で大丈夫です。見込客・顧客が選べる範囲内で一番、それでいいのです。

そうして一番であるところを見つけることができたら、それを端的に一言で表現したらいいのです。

それが会社としてのキャッチコピーとなります。

そして大事なのは、それを自分だけではなく、会社のスタッフ全員に認知させ、そう心から思ってもらうこと。

そうしてこそ会社として一貫性のある【言葉】となります。

キャッチコピー・言葉は会社を方向性づける


そして、その【言葉】を元に従業員が行動するようになると、本当にその分野で「一番の会社」になっていくようになります。


言葉は人をつくる


のです。

「私たちの会社はここだけは一番だ」

となれば、そしてそれを元に行動すれば、だんだん本当に一番になっていくのです。そう言い始めた最初こそそうじゃなかったとしても・・・。

スタッフは指針となる言葉がなければ自分たちが最も良いと思うことを行うようになります。

そして100人いたら100通りの考え方がありますので、会社としてまとまらず、結果「あの会社は何の会社か分からない」と言われたり、「あの会社は担当者ごとに違う」などと思われるようになるのです。

全員が同じ方向を向き、そこに向かって努力していく。

そこに会社としての一貫性が生まれます。そしてそれこそが「●●ならあの会社」と言われる、思われる、信じてもらえるきっかけとなっていくのです。

キャッチコピー・会社の核のメッセージが持つパワー


事業としての核となるメッセージがある会社とない会社では消費者の目に映る魅力に大きな差が生まれる。

「あなたの会社は何をしているのか?」

この質問に本当の意味で答えられる企業は非常に少ないのが現状です。

もっと言うと、

「あなたは私のために何をしてくれるの?」

あなたの会社では、この問いに答えられるでしょうか。

でもこういう話をすると、中には「そうは言っても人それぞれ考え方が違うから、会社の見え方は一人一人によって違うように見えるのではないか?」という方もいます。

しかし、それはかなりの範囲でコントロールできるのです。

まず大事なのは「自分はどんなふうに見られたいのか」ということ。それを意識して情報発信していくことでそう見られるようになっていきます。

会社が情報発信をして、それを見込客・顧客が聞いてくれるからこそ、「どんな会社か」ということが浸透していきます。

もしあなたの会社が情報発信をせず、黙っていたら一人一人人によって違うように見える」ようになるのです。

市場からの見られ方が安定しなかったり自分が思うものと違うと言う場合、そもそも自分がどう見られたいか考え情報を出しているかを振返ってみてください。

そう、「あなたの会社がどうみられているか」は自分で決められるんです。

もし今あなたが「自分の会社はこう思われているけど、本当は違うんだよな・・・」と思っていたとしたら、そう見られている責任はあなたにあるということです!!

ただしキャッチコピーは「顧客が欲しいもの」でないと意味がない


最後にお伝えしたいのは、キャッチコピーができたとしても、それが「顧客が欲しいもの」じゃなければ意味がないということ。

「これが強みだ!」

とか、

「これがうちのキャッチコピーです」

とか言って言葉を考えても、それを見込客・顧客が「欲しい!」と思わなければ全く意味がありません。

それは一人よがりにすぎず、結果集客できるものにはなりません。

ということは・・・大事なのは、顧客を知ること、彼ら・彼女らが何を欲しいと思っているのかを知ることが大事だ、ということです。


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もし、あなたが自分だけでそれを見つけるのが難しい、という場合・・・

当方ではそれぞれの会社の持つ強みを引き出すのが得意です。

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もし、会社の核となるメッセージを見つけたいなら・・・こちらの動画講座を受けてみてください。

もし「一緒に考えてほしい」というのであれば、こちらの講座がおススメです。

指導を受けるまでは自分の店のウリが「ぼやーっ」としか分かっていなかったけど、一緒にワークをしていく過程で言語化できて、自分の強みやお客様への理解が進みました。ほかのサービスも受けるので、全部受講し終えた時のホームページの更新とお客様の反応が今から楽しみです。

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私のお店は実店舗であり同じ地域に同種サービスを提供している方はたくさんいます。 ・その方達と争わず共存したい。 ・価格競争したくない。 ・理想のお客様に出会いたい。 そのように思ったら何が必要か?それが「ウリ」だと思います。 鈴木先生の動画、テキストメッセージのやり取りを通じて現状で最善と思われる「ウリ」を見つけることができました。 ウリは経営の核となる部分です。そこから理想のお客様に伝えたいこと、サービス(商品)の提供方法が決定していきます。 鈴木先生によるとウリを見つける作業は事業の再構築なのだそうです。私のように経営を見直したい方はご相談してみると良いかなと思います。自分にはない視点を引き出して頂けますよ。

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「ウリ」の講座でしたが、「自分自身と教室そして経営」について、初めてといっていいくらい、深く深く考える機会を頂きました。 今までは何か物足りない、自分が何のために教室を運営しているのか分かっているようで、釈然としない、よくわからない何かモヤモヤしたものがありました。 が、今回の講座を通して忘れていたつらい出来事も「経験」として整理することで自分の「強み」に、逆に「自分で教室をやろう!」と決心した時の熱い気持ちを思い出したりすることで「自分の棚卸」をして、ひとつひとつキチンと言葉にすることで、大袈裟な表現かもしれませんが「自分の使命」に気づくことができた、と感じています。 ただ鈴木先生が仰っていたように、まだまだやっと自分の「軸」ができたところですのでブレないように、ここから結果につなげていけたらと思っています。

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2022年2月7日9時発行のメルマガの一部をご紹介します。

さて、今回の話は聞いたら「そんなアホな」と思うような話かもしれません。

でも結構多くの人がやってしまっている間違いについてお話をします。

ここ、ちょっと改善しただけでも売上がグンと伸びますので、ぜひ注意して読んでみてくださいね。


今回のマーケティングアイデアは「商品をただ置いていないか振り返ってみる」です。

これはどういうことなのか?

例えば、こういうことです。


これはとあるお菓子教室のクライアントさんのお話なのですが、その方はとあるテーマの元にお菓子教室を運営されています。

そして、同じ顧客からの売上を増やす方法として、パン教室もやろうと考えました。お菓子教室の生徒さんにパンのレッスンも受けてもらえば、集客コストは変わらずに売上が伸びるからです。

そして、その考えは正しかったのです。

でも、結果としてお菓子の生徒さんはパンのレッスンをなかなか受けてくれませんでした。

その先生は私にこう言いました。

「お菓子の生徒さんがパンを受けてくれないのは、やっぱりお菓子とパンは違うからでしょうか?」

そこで、私はこう言いました。

「お菓子の生徒さんは・・・」

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