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個性を活かしたマーケティング:小規模ビジネスでの成功へのカギ
こんにちは。鈴木貴之です。
私は仕事柄小規模ビジネスの経営者の方とお話をする事が多いのですが、そこで気づくことがあります。
それは、多くの場合、ビジネスの「顔」である経営者やスタッフの個性を殺すような情報発信しかしていない、ということです。
NoteやSNSのアカウントがあっても、お店アカウントになっていて、個性が全く感じられない、無味乾燥な情報だけが発信されている・・・そういう状態になっていることが多いです。
しかし、実は消費者は顔の見える、人間味のあるビジネスに引かれるものです。
小規模ビジネス事業者が「人」を売るべき理由
なぜ、我々は人を売らないといけないのでしょうか?
①商品・サービスそのもので大手と差別化するのは難しい
インターネット社会である現在の状況は、小規模ビジネス事業者にとって非常に優しくない時代です。
なぜなら、地域のお店を探す時にインターネットで検索する人が増え、比較するのが容易になったからです。
比較検討された時に、選ばれる理由がなければどうなるでしょうか?
〇行きやすい利便性で選ばれる
〇行ってもぼったくられたりしなさそうだという安心感で選ばれる
〇商品・サービスが優れているところが選ばれる
だいたい、こんな感じで選ばれます。
あ、そうそう、もう一つありました。
〇価格が一番安いところが選ばれる
こう考えた時に、大手という安心感(CMで流れているから)、大手だからこその資金力をつぎ込んだ商品・サービス、ボリュームスケールによる価格設定、「立地」以外は大手に勝てる要素がほとんどないのはスモールビジネスです。
もちろん、大手よりも良い商品・サービスを提供しているという人もいるでしょう。
しかしながら、多くの場合、本当の意味で、顧客に通じる差別化ができていないことが多いのではないでしょうか?
こういう中で、商品・サービス・会社で差別化できない場合は、「人」で差別化していくのがスモールビジネスに置いては必須となります。
「あの人がやっているから」
「あの人がいるから」
「あの人から買いたい」
となれば、大手でもそれを止めることはできませんから。
②「人」は競合に真似されない
そしてもう一つ重要なのは・・・商品・サービス・価格は大手にすぐにまねされるということ。
革新的な商品・サービスを最初に出した会社が、大手に真似されることによって消えてしまった、という事例は枚挙にいとまがありません。
でも、人を真似することはできません。
「人」を売っている企業で最も有名なところの一つは、アパホテルですね。
https://www.apahotel.com/apamembers/qa/
↑個性的な社長のイメージで認知を得ている会社です。
このような大企業の事例も小規模ビジネスには大いに応用できます。
特に、地域社会や特定の業界での信頼と認知度が不可欠な小規模ビジネスにとって、個性を活かしたマーケティングは非常に有効です。
例えば、自分自身やスタッフがSNSでビジネスや商品、サービスについて情熱的に語ることで、顧客とのつながりを深めることができます。
また、地域のイベントに参加して、リアルな顔と声でコミュニケーションを取ることも、信頼と認知度を高める手段となります。
よくある「顔のない」広告やプロモーションよりも、自分自身の言葉と顔で語ることで、小規模ビジネスは顧客との信頼関係を築きやすくなります。
そして、その信頼関係がビジネスの成長と成功に繋がるのです。
大企業が使えるような高額なマーケティング手法に頼らずとも、SNSや地域イベント、口コミなどを活用して、「個性」を前面に出すことが小規模ビジネスにとっては非常に効果的です。
総じて、個性を活かしたマーケティング戦略は、小規模ビジネスが大企業と戦うための重要な武器となりえます。
どんなに優れた商品やサービスを提供していても、それを伝える「顔」と「声」がなければ、その価値は半減してしまいます。
だからこそ、自分自身やスタッフの個性と情熱を活かし、ビジネスに「顔」をつけることが重要なのです。
毎週月曜日の朝に「すぐに使え、効果が高い集客と事業発展のアイデア」をニュースレターでお届けしています。
2023年10月2日(月)9時発行のニュースレターのテーマは「効果のあるお客様の声、効果のないお客様の声」。
「お客様の声はマーケティング・集客の役に立つ」
これはすでに周知の事実であり、事業者であればほぼ誰もが知っている内容と言えるでしょう。
だから、多くの方がお客様の声を集めていますし、レビューサイトにクチコミをしてくれるように積極的に依頼している方も多いでしょう。
しかしながら、お客様の声には「効果のあるもの」と「効果のないもの」があることをご存じでしょうか?
そして、実はかなりの数の事業者は「効果のないお客様の声」しか集められていないというのが直視しがたい現状です。
「効果のあるお客様の声」とは、集客につながるもの、少なくとも集客への道のりを先に進めるもののことを指します。
「効果のないお客様の声」とは、その逆となります。
では、何がその2つを分けるかというと、「あるお客様の声を読んだことで心が動かされるかどうか?」→「集客・売上につながるか」です。
今回のニュースレターでは、3種類のお客様の声について説明しながら、どういうお客様の声が集客・売上につながっていくのかという詳しいお話をします。
「お客様の声が沢山あるのに、なかなか集客・売上につながらないんだよね」
という方必見の内容です。
月曜日にそれを知り、計画を立て、1週間で実施する。
これを繰り返すと1年で52個新しいアイデアを得て、実践することができます。それだけで1年後にはあなたの事業は大きな発展を遂げているでしょう。
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