相談がうまくいかない人が犯している間違いとは
こんにちは、鈴木貴之です。
今回のテーマは、相談をしてもなかなか自分が求めるアドバイスを得られない人が犯している間違いについてです。
これは私がWebマーケティングのコンサルタントとして、集客や求人マーケティング、英語教育の相談を受ける中で気づいたことです。
一つ目のポイントは、問題の提示方法です。
多くの人が自己の問題を「思いつき」のように相談します。
「今こういう問題があります、どうしたらいいでしょうか?」といった質問です。
しかし、この問題提示の仕方では、その問題をどう解決するかというアドバイスしか提供できません。
重要なのは、その問題解決が本当に相談者が望む未来を実現できるのかという観点が欠けている点です。
例えば、ある人が「ブログの記事を書いても集客できないんです。どうしたらいいでしょうか?」と相談してきたとしましょう。
この問題に対する私のアドバイスは、「どうやったらブログを書くことで集客できるか」についての話になります。
しかし、もし相談者が「短期間で多くの人に自分の授業を知ってもらいたい」という目標を持っていたら、ブログを書くという行為自体が適していないかもしれません。ブ
ログは検索上位に表示されて初めて読まれるもので、その過程には時間がかかります。
その場合は、GoogleのPPC広告やYouTube広告、SNS広告などを利用する方が適切な戦略となるでしょう。
したがって、二つ目のポイントは、相談者自身が本質的に何を達成したいのかを明確にすることです。
それを基に相談すると、より適切なアドバイスを得ることができます。
最後に、自分が相談をしても満足のいくアドバイスを得られないと感じた場合、それは自分が問題だけを話しているからかもしれません。
自分が何を本当に達成したいのかを明らかにすること、それに対してどのようなアドバイスが必要か、相談者自身が理解できることが重要です。
例えば、上記の例で「ブログを書いても集客できません」という問題を持った方は、「短期間で多くの人に自分の授業を知ってもらいたい」という本質的な目標を持っているかもしれません。
だとしたら、ブログを書くという手段自体が問題というよりも、集客方法を見直すべきかもしれません。GoogleのPPC広告やYouTube広告、SNS広告など、他の手段を試してみることを検討するべきです。
つまり、自分が何を達成したいのか、それを明確にすることが重要です。
その上で、その目標に向けてどのような問題があるのか、それを解決するためにどのようなアドバイスが必要なのかを考え、それをもとに相談すると、より適切なアドバイスを得られることでしょう。
最後に、相談とは、問題を共有するだけでなく、自分が何を達成したいのか、どのような結果を望んでいるのかを共有することも含まれるべきです。
そうすることで、相談者自身も問題解決に向けた新たな視点を得ることができ、相手もより具体的で適切なアドバイスを提供しやすくなります。
まず自分がどのような結果を期待しているのか、そしてどのような未来を望んでいるのかを相手に明確に伝えることが必要です。
それだけではなく、現在どのような問題が起こっているのか、そしてその問題がどのように自分の望む未来に影響を与えているのかも説明することが大切です。
例えば、ブログ記事を書いているけれどアクセスが集まらないという問題がある場合、ただ単に「記事の書き方に問題があるのか?」と問うのではなく、「私はこのブログを通じて多くの人に情報を届けたいんです。しかし、現在アクセスが集まらないためにそれができていません。どうしたら良いでしょうか?」と相談するべきです。
そうすることで、アドバイスをする側も問題をより具体的に捉え、具体的な解決策を提案することができます。
このアプローチは英語の学習など他の状況でも同様に適用できます。
例えば、「どうすれば英語力を伸ばせるでしょうか?」という抽象的な質問よりも、「3ヶ月後に会社のアメリカ支店からスタッフが来るので、それまでにコミュニケーションが取れるレベルの英語力を身につけたいです。現在の私のレベルはこうです。どうすればその目標を達成できますか?」と具体的に問うほうが、具体的で適用可能なアドバイスを受けられる確率が高くなります。
要するに、質問の仕方によって、同じ人からもらえるアドバイスの質が大きく変わるというわけです。
具体的な目標や望む結果を明確に伝え、その上で現状の問題を提起することで、相手も適切なアドバイスを提供しやすくなります。
自分が抱えている問題について相談する際には、このポイントを心に留めておくことをお勧めします。適切な質問の仕方を身につけることで、より有益なアドバイスを得られるようになるでしょう。
(風の音がうるさいのでご注意ください)
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