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ダンス教室の良さを伝えるには?

こんにちは。鈴木貴之です。


今ダンス教室の先生のコンサルティングをしています。
今回のコンサルティングのテーマは「顧客のことを深く知りたい」。

これを目指して色々とやり取りをしています。

その中で、「ダンス教室の良さをいかに伝えるか」というお話が出てきました。

また、「中学生以上のクラスのお問い合わせがない状態」なので中学生を集めたいとのこと。

あなたならどうしますか?


多くの場合、

「ダンスが上手になる」
「K-POPのようなダンスが踊れるようになる」

などになっていきます。

でもこういうのって、「ダンスが上手になりたい人」しか欲しくありません。

「言われてみれば・・・」と気づくはずです。

ではどうしたら良いのでしょう?


例えば、

「勉強勉強、ないしは部活でうっぷんがたまっている中学生が週一でダンスをする事でリセットされて、幸せになってまた次の一週間を迎えられる。その結果より勉強にも身が入る・・・」

と言えたらどうでしょうか?

これは、「ダンスが上手になる」という価値とは異なる価値を提案しています。


そういうものをできるだけ多く見つけて、提案していく。

その中で反応があるものを分類し、整えていく。

反応が強いものをHPやLPに使っていく。


こうしていくとより集客力が高まります。

競合が「ダンスがうまくなる」しか言っていない中で、それを言いつつそれにプラスαでそれ以外の複数の(顧客が欲しいと思う価値)を提案したら集客できないはずがないのです。

価値を提案する時は「個人のストーリー」を使う

なお、こういう価値を提案する時はビフォア・アフターがある「個人のストーリー」として見せてみてください。

「そういったものの方が反応があがるの?」

と思われるかもしれませんが、普通に「うちはこういう教室です!」というよりも「うちに通っていた(る)生徒さんでこんな子がいました・・・・」と言った方が人は耳を傾けます。

前者は自分の主張で、後者はストーリーだからです。

また、普通の人(つまり大勢)って例えばダンス教室の良さと自分(の子ども)をつなげられないんです。

特に今子供が必要としているものに対して、それを習うことでどういうメリットがあるのかということをつなげることができません。

でもそこに「個人的な成長のストーリー」が書いてあって、その子が習い始める前(ビフォア)が自分の子どもと同じ(自分の悩みと同じ)で、その子が習ったことによって得られたこと(アフター)が自分が子どもに得てほしいもの・あげたいものだったら、「ここは私の子どもの為の教室だ!」となります。

一般的なHPやLPに多い”大勢に対するメリット”だけ書いてあっても、そのメリットを自分とつなげられない。

それは頭が悪いとかそういうことではなくて、単純にその人の中に事例がないのです。だから、「メリットとしては分かるけど自分の子どもとのつながりを見いだせない」のです。

そこに「個人的な成長のストーリー」がありビフォア・アフターが一致したら、そこが明確になります。 明確になったら、そしてそれが欲しいものだったら通わせたいと思いますよね?

だから、生徒さん(と保護者)のことを知り、そういうものを見せられるようになると自然と集客できるようになるのです。

そして、自分の教室に通うメリットと顧客をつなげるのは、見込生徒さんの役割ではありません。 これは事業者側・先生側の役割なのです。


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