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キャリアにおいて、自然体で生きるとは?

 今週も面白い、為になるキャリアニュースをお届けしました。お届けしている私たちが一番気づきをいっぱいもらっています。

 その中から、1番の気づきを、趣刊キャリアコラムでお届けします。

今週のキャリアニュース

さて、4月第4週に取り上げたテーマはこちら。
4/18「スキルアップしたけりゃ睡眠は絶対軽視するな」
4/19「自然体で生きるとは」
4/20「PDCAサイクルの終焉?時代は即行動→振り返りへ」
4/21「カオス的世界」に処する叡智
4/22「人間主導でAIと共生するためには熟考力を磨け」
4/23「人気投資系YouTuberの20代でFIREする方法」
4/24「新入社員の早期離職を防ぐ鍵はストレス対処にあり」

 睡眠も投資も大事、PDCAからOODAやデザイン思考へ、AI時代に熟考力を磨け、など、時代の変化と共に、いま求められているスキルや考え方などのテーマを取り上げていきました。

 その中で「自然体で生きるとは?」という話が出てきました。実は、私も仕事をしていく上で自然体で生きることを大切にしています。

 では、自然体で生きるとはどういうことでしょうか。

ビジネス上で、自然体で生きれるものか?


 今週のキャリアニュースの中では、自然体で生きるとは「自分と自然を分けずに存在したいと思うこと」と取り上げました。

 一方、キャリアを形成していく、つまりビジネス文脈での「自然体で生きるとは何か?」と考えると、上記定義では無理があります。なぜなら、ビジネス上での世界はすでに自然ではなく、合理的に作られたものだからです。

 資本主義という絶対的な世界観の中で日々私たちは生きています。その世界に適応が求められ、適応できなかった人が負け組とも言われるようになりました。

 そんな絶対的なルールやものさしが存在する中で、自然体で生きるには、どうすれば良いでしょうか。

 私は、世界の見方やルールやものさしを動かすことが重要だと考えています。

そもそも世界の方が間違っている可能性もある。


 唯一無二の世界がありそこに適応できなければ負け、という世界。そんな世界が1つしかない世界で生きることは、息苦しいものです。1つのゲームだけやれ!って言われても、そもそも違うゲームしたいよ!っていう人もいるでしょう。

 であれば、唯一の世界に適応することを頑張るのではなくて、世界の方を多様にする方を頑張った方がいいです。 

 自分が変わる方ばかり頑張るのではなく、いま自分自身が見ている世界の方が間違っている可能性を考えてみましょう。

自分が最も気に入った世界の中で生きる


 本題に戻ると、ビジネス文脈において、「自然体で生きるとは何か?」を考えてみると、自分が最も生きやすい、気に入った世界の中で生きるということ、ではないかと私は考えています。

 私が好きな本の1つで『デカルトからベイトソンへ ――世界の再魔術化』(モリス・パーマン)がありますが、近代の合理主義から「見方」や「感じ」も切り離さない世界を大事にすることが大事です。

 その実現方法は、考え方や組織文化、働く人がすっかり気に入った会社で働く、もしくは、自分の気持ちや見方を組み込んだルールをつくってフリーランスで働くことです。

 さらに言えば、働くだけでなく、働く以外の時間も、自分だけが気に入ったコミュニティや世界観を持ち、その中で生きること。それができれば、常に自然体で生きられるのではないかと思います。

 では、まず何から始めたら良いでしょうか。

数寄からはじめる


 まずは、数寄からはじめると良いでしょう。数寄とは、何かに夢中になることに徹すること。要は、好きなこと、夢中になれること、に打ち込むことです。

 世界はこういうルールで動いてるんだから、適応しろ、これやれ、の世界の中に染まってしまうと、自分の数寄フィルターが壊されていきます。

 ですから、一旦、MUST(やらなければならない)ことで埋め尽くされた世界とは切り離し、自分が何をしたいか、何だったら夢中になれるか、それを見つけ夢中になることから始めると良いです。

 ですが、今、多くの人が、数寄フィルターを壊され、自分の数寄がわからないという人も多いです。

 そんな人はぜひ一度、私たちが提供する、レア人材へのパラレルキャリアコーチングRYOMEIの無料カウンセリングへお越しください。

 自分の数寄を発見し、自然体で生きるための世界を探す、作る。そんなことをするのがRYOMEIです。


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