2024前半 初プレイのボードゲーム 10選
2024年の前半の初プレイで特に印象に残ったボードゲームの10選+αを紹介します。
選定の対象となったのは以下の条件を満たす56作品。
・2024年1~6月初プレイ
・試作版試遊は含めず
(今期はウィムムーン)
・完成版試遊は含める
(フォアシュピ諸作品)
選出はmin.tのプレイ感想ツイートまとめから行いました。
また、2023年後半以前の個人的な選は以下のマガジンから読めます。
ここからは10選、選外特別3選、次点6作の作品を個別に紹介していきます。(紹介は各選で50音順)
10選① エイジオブサモナー
モンスター召喚系TCGっぽいガワを被った、建物でエンジン構築ゲー。隣のPLのアクションをある程度縛れるシステムが独特。複数ある勝ち筋を睨みつつ、どの魔物を召喚するか?どのアクションするか?他をどう縛るか?考えるのが楽しい!
10選② エイジオブリバイブ
最初は瓦礫のみの共用ロンデル(アクション選択周回すごろく)に建築してロンデル構築するゲーム。他人の建物使うインタラクションありつつ自エリア有効活用しやすいルール。何よりロンデル強化による拡大やアクションシナジーが楽しい!
10選③ ゴールド(クニツィア)
かなりシンプルな変則神経衰弱だけど、それでいい塩梅の戦略性を生み出しつつ笑えるバカ展開メーカーにもなってるのってスゴいことだと思うの。
10選④ じゃんけんノーボーダー
「曖昧な手がグー/チョキ/パーのどれか」が最後に決まる量子じゃんけん。量子的な不確定性を上手くゲーム化した作品好きなんで。それでいて絵面がバカっぽいのもいい。現代的な「不使用カードに意味がある」要素のいち早い例……でもあるかも?
10選⑤ ダイビィ!
ダイスを振って役を揃えるヤッツィーを、書き込み不要にしつつゲームサイズも落としてカジュアルに。人数幅も増えてて遊びやすい。必殺技的な出目操作が盛り上がりポイント。正直斬新さはないけどこういう切り口もいいなって。長女のお気に入り。
10選⑥ デックローグ
スレイザスパイア的ローグライトをコンパクトに収めたゲーム性もさることながら、「工藤さんのゲーム」らしいプレイアビリティの高さ(準備が楽、敵は確定行動、ノーシャッフル、カード使用はノーコスト、テキストはシンプル)も光る作品。
10選⑦ ドロッピングドロップス
ブロックを消したくない落ちゲー風。古典「ニムト」に落ちゲーの分かり易さ、少人数時もNPC参加で盛り下げない等現代的要素をセンス良く入れた作品。遊び口はそんな上手さを感じさせないカジュアルさなのも良。
10選⑧ ノートルダム
簡単なアクションカードのドラフト + 同アクションを打つほどパワーアップ + 複数の減点回避/得点ルートでアクション選択が楽しいフェルトの名作!日本語版出てないマジか。
10選⑨ まちがいさがし開発課
サイゼリア的間違い探しを作りあって対戦。むやみな難問でなく「時間かけたら見つかる丁度いい間違い」「デカくてダイタンなのに見つからない間違い」作るって得点条件が絶妙。ボドゲイムさんの日常の遊びを新機軸ボドゲにする力すごい。
10選⑩ モンスターヘクス
シンプルで切れ味のいいアブスト風。ヘクスタイルの6辺に割り振られたパワーでタイルの配置制限+得点の取り合い。シンプルさとフレーバー&アートの力で娘とも遊びやすい。手元にタイルのくる順のランダムさでアブストが少し緩んでるのも良。
選外特別3選
異世界ギルドマスターズ 冒険者たちの祝祭
自作拡張(六角えんぴつさんによりがっつりチューン入り)とはいえモジュールの「這い寄るドラゴン」がホント面白くてなあ…。自作、しかも拡張ってことでめっちゃ対象外なので特別選に。
ウィザーズカップ
ミニマムなデッキ構築ゲー…というよりはポケモン的相性を考える部隊+打順構築ゲー。長女の超お気に入りであり、実際「もう1戦!もう1戦!」となる。初プレイは前期だがその際の10選に入っておらずマジかとなったので今期の特別選に。
UMATAKA
これはね、すごく面白いからプレイすれば絶対10選に入るんですよ!プレイできなかったんですよ!プロトタイプの体験会のは自分ルールで10選に入れないことにしてるから前期も入れらんなかったし!でも旬のうちに紹介したい!ってことで特別選!
次点6作
エイジオブウィル
エルグランデ
パラグラフジャンプを超えて
ハリコッツ
みんなでミスれば怖くない!?
らくらく冒険者の幸せ異世界ライフ
まとめ
というわけで2024前半の初プレイ10選+αでした!いくつかのボドゲ会に参加させていただいたことで、そもそものプレイ件数が多めになったり古典名作をプレイできたりと実りある期間となりました。後半も願わくは面白きボドゲとの出会いがありますよう。