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友達Rの策略 新たなクッキー缶

その後

  2か月間、毎日クッキーをきっちり2~3枚食べ続けて、体脂肪が3%UPした。

身体というものは、食べたものでできている

誰が言ったか知らないが、全くもって、その通り。本当に、残酷なほど食べた結果が身体に出る。加えて、私の大事な行動習慣にもその影響がくっきり。

クッキーとnote

noteを書くためにはクッキーというガソリンが必要だった私。それが買えない、食べれないとなると、noteまでストップ。クッキーと珈琲を用意してPCに向かう。これが1セットだったのだ。

正直、焦る日々。

友達 Rの策略

noteが書けなくなった、もといクッキーを食べれなくなって暫く。いつものように友達 Rとスタバに出かけた。彼女は20年来の大事な友達。私のいいところも、悪いところも知っている。つまり、お調子者であること、押しに弱いことも重々知っている。

「あれー。あれ、クッキー缶じゃない?きっと今買わないと、絶対なくなるやつだよねー。いいのぉ?絶対後悔するやつじゃない?」(友達R)

「いや、いや、体脂肪3%UPしてる。カーブスが無駄になってんの」(栗)

「えー、だって一応カーブス続けてるんでしょ?いま我慢しても、どーせ買いにくるから、絶対そーなるから、買っちゃいな!」(友達R)

できる。やつはできる。私の性格を知りすぎている。

 私は一応、一度は我慢する。ただその後、その我慢したものに取り付かれ、大抵数日後、買ってしまったり、食べてしまったり。買えなかったー、なかったー、買っとけばよかったー、食べちゃえばよかったーという顛末を毎回友達Rに報告している。友達Rにとってはいつものことなのだ。だから、

「明日はないかもしれないよー。私、買いに来てあげるとか、できないからね。」(友達R)

ぐぐっ(栗)

そうなのだ。彼女はスタバが大好きで、毎日通っている。ちょっとそんなことが頭によぎっていたことは否めない。そこをついてきている。するどい。。。

「だよねー。自分のことは自分でだよねー(ちゃりん)」(栗)

 陥落。

できるよ、友達Rよあんた、さすがだよ。

そうさ、体脂肪3%がなんだ、結局私はクッキーが、クッキー缶が好きなのだー。

そして、その時買ったのがこちら。スタバのクッキー缶。Google先生のニュースでは、やはりすぐ売り切れた模様(と、友達Rが教えてくれた)。

スタバ


でも、まだ食べていない、開けてない。なぜなら、これよりも確実に美味しい、大好きなクッキー、クッキー缶(正確にいうと、ビスケット、ビスケット缶)が手に入ったからだ。

至宝

  友達Rは料理に全く興味がないが、旦那様はプロ級、そしてまめだ。毎日の食卓は彼の手料理が並び、会社にお菓子を作っていく。うちの畑のさといもやら、みかんやらをおすそ分けすれば、きちんと料理やお菓子に早変わりする。

そんな便利というか、まめな旦那様をもつ友達Rは、非常に義理堅い。お返しという儀礼を忘れない。

「いつもお野菜貰ってるから、お返しをね。何がいい?」(友達R)

「(もちろん、)クッキー缶で」(栗)

「はいはい。それでいいの?」(友達R)

「ぜひ、限定缶で、ぜひに」(栗)

 買ってもらったのは、こちら、馬車道十番館のビスカウト、お正月缶。

十番館

ビスカウトは横浜が誇る最高のクッキー。上品な甘さのクリームとそこそこ厚みのあるクッキーの組み合わせが絶妙で、私史上、サンドクッキー(ビスケット)№1。味もレモン、チョコレート、ピーナッツとバラエティがある。1こが大きくて食べ応えもあり、食べるといっぺんに幸せになれる(カロリーは見まい)。

あれ?

 2つのクッキー缶を得て、やっとnoteが書けている。1こ前のnoteもビスカウトがあったから書けた。

ビスカウトを食べつつ、思い出した。私が好きなのは、ホテルクッキー缶じゃなかったか?そうじゃん、そのはず。

つくづく、何かが抜けている。やっぱり、初心に帰り、ホテルクッキー缶で歯止めをかけようか、それだとnoteがまた書けないかもなぁと思案する。

ビスカウトを食べ続ける日々のなか、友達Rは、箱根富士屋ホテルに行ったらしい。

「ホテルにクッキー缶あったよー。」

と連絡をくれた。

「買ってきてくれた???」

ときいたら、

「今度一緒に行ったときね。体脂肪3%!」

この友達、結構ドライで、優しく、冷静である。

そのクッキー缶は、買っていいやつだったんだよー(にしたやつ)。


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