見出し画像

第25回世界スカウトジャンボリー(25WSJ)最新情報

どうも、yukiです。
今回は2023年8月に韓国で開催されるボーイスカウトのお祭り、第25回世界スカウトジャンボリー(25WSJ)について書いていきたいと思います。

①そもそも世界ジャンボリーとは!?

初めてこのブログを読む方の中には世界ジャンボリーについてよく知らない人もいると思うので簡単に説明。

世界スカウトジャンボリーは世界中で展開されているボーイスカウト活動において最高峰の大会です。
4年に一度、世界各国から同じ年代のボーイスカウトが集まってキャンプ生活をしながら交流を楽しみます。

1920年にイギリス・オリンピアで第1回世界ジャンボリーが開かれてからかれこれ100年。戦争などでの中止を経ながら2022年現在までに24回開催されています。

歴代世界ジャンボリー開催地一覧

そして2023年8月に控えるのが第25回大会。韓国・全羅北道にあるセマングムというところで開催されます。

韓国での開催は江原道・雪岳山国立公園で開催された、1991年の第17回大会以来2回目の開催となります。
アジアでは、日本の山口県きらら浜で開催された2015年の第23回大会以来となります。

というわけで25WSJの概要から見ていきましょう。

②第25回世界スカウトジャンボリーの概要

第25回世界スカウトジャンボリー
(英名: 25th World Scout Jamboree)

開催期間:2023年8月1日(火)〜12日(土)
開催地:韓国・全羅北道セマングム
大会テーマ:Draw your Dream!
テーマソング:"Jamboree Anthem Korea"
ジャンボリーマスコット:セボミ(Saebeomi)

プレ世界ジャンボリーとして2022年8月に第15回韓国ジャンボリーを開催(中止)

○セマングムの位置


赤ピンを立てている位置がジャンボリー会場です。韓国の黄海(西海)側に位置し、ソウルから南に約200km、釜山から約230kmの位置にあります

Google Mapより

ジャンボリー参加者の玄関口となる仁川国際空港からは高速道路を車で3時間半かかるそう。

○ジャンボリーのロゴ

ジャンボリーロゴマーク

○ジャンボリーマスコット

ジャンボリーマスコット:Saebeomi

ジャンボリーマスコットの名前の由来はセマングム(SaeManGeum)の"Sae"と虎を意味する'beom"を組み合わせた名前でセボミと言います。

また、韓国のボーイスカウトにおいてカブスカウト(the saekki scout)が韓国最高峰の虎スカウト(the beom scout)(日本で言う富士スカウト、アメリカでいうイーグルスカウト)を目指すという意味もあるみたいですね

○ジャンボリーソング

ジャンボリーソングは公式には"Carpe Diem"と表記があるのですが、リリースされた曲名は"Jamboree Anthem Korea"となっていてその辺りはあまり分かりませんでした💦

↓↓↓ジャンボリーソングについてはこの記事でまとめてあります ↓↓↓

○ジャンボリーメディア

25WSJの公式メディアとして、公式サイトとは別にInstagramやFacebook、YouTubeのSNSが公式メディアとして設置されています。
以下にリンクを貼っているので是非ご覧ください

25WSJ公式ホームページ
→ https://www.2023wsjkorea.org/eng/index.jamboree

世界スカウト機構ジャンボリー情報
→ https://members.scout.org/25wsj

Facebook
→ https://m.facebook.com/2023WSJKOREA

Instagram
→ https://instagram.com/2023wsjkorea_dream 

YouTube
→ https://m.youtube.com/c/2023wsjkorea

その他TwitterやFlickr等もあるのですが(招致活動の時だけ使ってたみたい⁉︎)、ここ数年動いていないようなので省略します。


③25WSJ日本派遣団の詳細

さて、日本派遣団の情報も出ているのでまとめてみました。

第25回世界スカウトジャンボリー(25WSJ)日本派遣団
派遣期間:2023年8月1日〜12日(参加隊)
         7月29日~8月14日(IST) 
派遣人員(予定):合計1570人程度
・スカウト1,260人, 隊指導者140人(35隊1,400人)
・派遣団本部員30人
・国際サービスチーム(IST)140人以内
  (実際には更に増えそうな気もしますが…)
派遣隊基本構成:1隊あたりスカウト36人、指導者4人の40人構成

日本派遣団募集要項より

派遣団のシンボルマークはまだ確定しておらず使用できないそうなので、デザインが載っている日本連盟のプレスのリンクを以下に貼っておきます。


④ジャンボリーの詳細

さて大会について話を進めましょう。

○大会スケジュール


大会期間のスケジュールについては以下のようになっています

7/29(土)~31(月) IST会場入り、IST訓練
8/1(火) 参加隊会場入場
8/2(水) 開会式
8/3(木)~10(木) プログラム
8/6(日) 宗教儀礼、文化交流
8/11(金) 閉会式
8/12(土) 参加隊会場退場
8/13(日)~14(月) IST会場退場

大会参加費に含まれる食事は、参加隊が8/1夕食から8/12朝食(ISTは7/29夕食から8/13朝食)までとなっています。

日本派遣団の参加隊日程としては、
7/29から直前の準備訓練、
7/31または8/1に韓国入国、
8/1にジャンボリー会場入りして
8/13日本帰国、
といったスケジュールでしょうか?(あくまで私個人の推測です)

コロナが無ければジャンボリー前後での韓国でのホストファミリーなどが計画されていたとか。ほんとコロナ憎しですがそれでもジャンボリーが開催されることに感謝です。
ジャンボリーの前後でソウルやインチョンの観光程度はあるかもしれないですけどね。私はお偉いさんじゃないのでわかりません(泣)

〇ジャンボリーサイト

さてジャンボリーサイトについてです。場所はセマングムという場所。イメージとしてはきらら浜のような海辺の場所に広大なジャンボリー会場が設置されます。

ジャンボリーサイトのマップ

この地図を見てもらえると大体わかると思いますが、ジャンボリー会場の説明を。

真ん中の部分(①)にメインアリーナが設置されます。

24WSJのメインアリーナ。
開会式や閉会式など全員が集まるものはすべてここで。

ジャンボリーの大会本部、救護所は地図中の紫と黄色の四角の場所になります。

そして一番メインとなる参加隊の生活エリア、ハブキャンプは4か所設置され、IST用のエリアも1か所設置されます。
各ハブキャンプの本部は地図中の赤い四角の場所です。

24WSJのDサブキャンプ全景。
この時は2人で1つのテントを使用していた

そして、4つあるハブキャンプには何かしらの名前が付けられると思われます。

(参考)
1991年第17回大会では歴代ジャンボリー開催地の地名から
(Olympia, Copenhagen, …, Sorak)
2015年第23回大会では日本の名峰の名前から
(Akagi, Fuji, Miyanoura, Zao, …)
2019年第24回大会では世界遺産の名前から
(Acropolis, Butrint, Castel del Monte, Delos, …)

各大会資料等より私個人がまとめた。

そして地図中3つある7番のエリアがジャンボリープログラムのエリアとなります。

24WSJのスキューバプログラムエリア(写真右)。
真ん中奥に見えるのはサブキャンプエリア

詳しいプログラムについては後述します。

○ジャンボリーでのスマホ環境

このネット社会の今、スマートフォンは生活に切っても切り離せないものとなってしまいました。
ジャンボリーでもITやスマホを活用したシステムが行われるでしょう。

24WSJ公式アプリ。待ち時間なども見ることができた

そこで気になるジャンボリー会場でのネット環境についてですが、会場全体でWiFi通信が整備され使えるようです。なので海外ローミング等はなくても十分にジャンボリーを楽しめます。

前回24回大会ではルーターの近くの繋がる場所にいれば、問題なくネットに接続して使えました。

そして通信環境の次に気になるのは充電スポット。
前回の24回大会ではフリーの充電スポットが数ヶ所ありましたが今回はどうでしょうか。

まだ公式に説明がされていなかった為分かりませんでした😣が、これに関しては設置されたとしてもそこまで期待はしない方がいいかもしれません。

各自でモバイルバッテリー等を持っていくことが無難でしょう。但し持っていく場合、飛行機の持ち込み制限には注意しましょう。

○ジャンボリープログラム

今回のジャンボリーでは、"4S+ACT"というコンセプトに沿ったプログラムが運営されます。

4S+ACTとは?
ジャンボリー運営を成功させるための目標。

4つのS
・Scouting for Life
・Smart & Scientific
・Safe & Secured
・Sustainability

そしてACT
・Activity
・Culture
・Tradition
のことだそうです

この4S+ACTに沿って様々なジャンボリープログラムが展開されるでしょう。

その他にも各国連盟が展開するフードハウスや、潘基文マウル-地球開発村など様々なことが展開されそうです

さて、つらつらと長く書かせてもらいましたがこんな拙い文章、ここまで読んでいただきありがとうございました。

25WSJに参加される方はおそらく、年末までに1回、日本連盟から封筒でお知らせが飛んでくると思うのでそこで最新情報を得て、夏へ向けて準備を進めてください!

このブログでも今後、私の経験から伝えれるジャンボリーへの持ち物のアドバイスや、ジャンボリー生活がさらに楽しくなるような情報を出していきたいなと思います。

それでは!最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

振り返りnote