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診断士っぽくない経営に大切なこと④今さら聞けない「風の時代」とは~

今回も中小企業診断士っぽくない切り口で日ごろ感じていることを書いてみたいと思います。診断士ってロジカルに、財務的な視点や根拠に基づいた診断や助言をすることが多いのですが、少しロジカルを横において根拠やロジックに表しにくい視点でご説明します。


「土の時代から風の時代へ」

風の時代とは、占星術に基づく時代の変わり目のことです。2020年12月に約200年続いた「土の時代」から「風の時代」へと移行しました。土の時代は、物質的な価値や安定を重視していましたが、風の時代は知識や情報、コミュニケーションが重要になります。風の時代に合った生き方のポイントを以下にまとめました。まさにVUCA時代に必要な考え方です。

※VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの単語の頭文字をとった言葉で、目まぐるしく変転する予測困難な状況を意味します。

「風の時代を生き抜くポイント」

①情報と知識を大切に

新しいことを学び続けることが大切です。読書やオンライン講座、ニュースなどを通じて情報をアップデートしましょう。好奇心を持って色々なことに興味を持つと、自然と知識が広がります。

②コミュニケーションを重視

人とのつながりがとても重要です。家族や友人だけでなく、SNSやオンラインコミュニティを活用して新しい人と交流しましょう。良好なコミュニケーションは、仕事やプライベートでの成功に繋がります。

③柔軟な考え方を持つ

変化に対して柔軟に対応することが求められます。新しい状況に順応するために、固定観念を捨ててオープンな心を持ちましょう。問題が起きたときは、違った視点で考えることが解決への鍵になります。

④自由な働き方と生き方を追求

リモートワークやフリーランスなど、場所や時間に縛られない働き方が増えています。自分に合ったスタイルを見つけましょう。自分の価値観やライフスタイルに合った選択をすることで、充実感が得られます。

⑤創造性を発揮

新しいアイデアを出すことが大切です。日常の中で「どうしたらもっと良くなるか?」を考えてみましょう。
アートや音楽、料理など、自分が好きなことを通じて創造性を育むと良いです。

⑥デジタルツールを活用

テクノロジーの進化を上手に利用しましょう。IOTやAI等のデジタル技術等使って生活を便利にしましょう。デジタルツールは仕事の効率化にも役立ちます。

⑦協力して共に作る

一人で頑張るのではなく、周りの人と協力することが成功の鍵です。チームワークを大切にしましょう。みんなで力を合わせることで、より大きな成果を生み出すことができます。

いかがでしたでしょうか?以上の7つは確かに近年スタンダードになりつつある考え方ですね。従来からある価値観にこだわり、根を下ろす「土的な存在」から新しい価値観を取り入れ、身軽に変化に対応することを楽しむ「風のような存在」になることが激変するVUCA時代に生き残るヒントだと思います。


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