初心はマジで忘れちゃう

文章にしておかないと思考は消えてしまうと最近何かで読んだので…。

1月15日に自分が書いた脚本を、芸人さんに演じてもらうコントライブ「異世界転生したら新型コロナは流行ってないけど変なモノがいっぱい流行ってる世界だった」を開催した。タイトルの通り、異世界転生したけど新型コロナが存在しない以外は元の世界のままで安心…と思ったら変な物や人がたくさんいるというオムニバス形式。このライブは元々2020年4月に公演を行う予定だったが、新型コロナの影響で延期。どうせならと前述の縦軸をつけてリニューアルした。データ販売やってるので興味ある人は買ってくだせぇ。

肝心のお客さんの反応は、狙い通りウケたところもあれば、思ったようにウケなかったところもあった。まだまだ未熟。もっと勉強してもっと経験しなければ。もっと面白いネタを書けるようにならなければ。芸人さんの経験に基づく力に助けられた部分が多すぎた。それでも面白いと言ってくれた人たちありがとうございます。その称賛と反省を適度なバランスで自分の心に染み込ませます


僕はお笑いがめちゃくちゃ好きで、構成作家になったタイプだ。「面白いコントを書けるようになりたい」「コント作りやその他のお笑いのネタ作りをやり続けて売れたい」と思って構成作家になったタイプだ。むしろ作家になる人は、そういうタイプが多いと思う。そういう夢や目標があるからこそ、会社員という道を選ばずに、この道を選ぶのだろう。

でも、その初心を持ち続けたまま活動を続けられる続けられる人は少ない。生活のための仕事だけ、受注の仕事だけになって、「自分でお笑いを作る」事をしなくなる人が多い気がする。それなのにちょっとしたお笑いの大会の審査をしてたりする。馬鹿かよ。

自分ではほとんど何もしてないくせに、さも全て自分の手柄ですみたいなツラで能書き垂れて、何も知らない周りから天才扱いされてる奴もいる。偽りの天才だ。アミバだ。鷹爪三角脚だ。馬鹿かよ。

だけど「自分で作る」事をやり続けている人たちもいる。そういう人たちはめちゃくちゃカッコいい。僕はそういう人になりたい。だから今後もコントライブをはじめとする様々な「自分の活動に」力を入れていきたいと思っている。

コントライブの後に僕が尊敬する先輩からもらった「40歳までは互いに生き急ごう」という言葉を心に深く刻んでいる。

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