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だいぶ年月が経ってしまったなあ。

いやあ。なんというか。前回の記事からだいぶ年月が経ってしまったなあ。
なんで書かなくなったのか理由もわからなくなってしまった。
特に忙しくなったわけでもないし。
ここ2年で何か状況が変わったか?と言われれば、、、。

1:レコードの枚数が劇的に増えた。
2:機材も増えた。
3:愛犬が死んでしまった。
4:大きな地震があった。
5:新しい犬がやってきた。

今だから言えるけど、コロナ禍でもマニアックなパーティーは定期的にごく少人数で開催し続けていました。そして新たな開催場所も開拓しました。

1:レコードの枚数が劇的に増えた。

これは結局のところ、自分は何が欲しいのか?という自問自答を繰り返す感じで増えていったんじゃないかと思う。
どう言う意味かというと、一つのジャンルに括ることなくレコードを買うには「自分のシステムでよく鳴るレコードが欲しい。」や「とにかく楽曲そのものが感動的なレコードが欲しい。」となってくる。
ここ10年くらい。レコードブームのおかげで、レコード屋さんで自分が欲しいと思っているレコードを見つけることはほぼ不可能になってしまっている状態。個人売買かネットを利用してないレコード屋さん、各ジャンルの専門のバイヤーとか、Discogsから買うしかない。しかもそう言うレコードは総じて値段は高い。誰もが探しているわけではないが、弾数が少ないがゆえ
しょうがない。
レコードブームの昨今、中古も新譜も結構値段は上がった気がする。そしてレコード自体も美術品のようなものになってしまったと思う。
しかしいいレコードや価値のあるものは、行き渡るべく人の手に行き渡っている感はある。なので値段が高いのはもうしょうがないかも。
自分も若い頃とは買い方も集め方もずいぶん変わった。

2:機材も増えた。

どうやったら自分の理想とする「いい音」で再生することができるか?
これを考え始めると、とめどなく欲しい機材や買い替えるべき機材が出てくる。これを遂行しようとすると、金がいくらあっても足りなくなるのは当たり前で、金がなければ知識をつけて自作するしか無くなる。
これがサウンドシステム所有の醍醐味と言ってもいい。
音響理論的な知識自体は今までの経験でなんとか補えるが、自作するための電気回路の設計はかなり専門書を読み漁った。
そして完成したものはかなり効果が出ている。
特にクリーン電源。これが一番効果が大きかった!
容量1000VAのトランス単体を購入し、フィルターも装備したクリーン電源を自作したのだが、これがすごい効果を発揮した。奥行きも縦横幅、解像度、定位感全てがアップし、もうこれなしでは音楽を聴くことができなくなってしまうほど。自作したことにより、既製品の同スペック品の5分の1の予算で済んだ。そして周りの友人たちからもオーダーが入り今の所5台ほど製作した。

3:愛犬が死んでしまった。

金沢に移住してきてすぐに飼い始めた保護犬で、うちに来た時で推定7歳の柴犬。10年苦楽を共にした。死ぬ3年前には右足付け根に腫瘍が見つかり足を切断しても元気だったが、去年の6月頃からだんだん元気がなくなり8月に治療の甲斐なく亡くなってしまった。多分悪性腫瘍が内臓にも転移してたようだった。
賢くおとなしい犬だった。色んな思い出も作れた。保護犬施設で初めてあった日のこともいまだに鮮明に記憶に残っている。
近所でも有名な犬だったので、悲しむ人が多かった。
何かここで自分の中で一区切りついた感じもした。

4:大きな地震があった。

2024年元日の夕方。翌日にマニアックなパーティーを控えていて、どのレコード持っていくか?家でレコードを聴いていたら突然すごい揺れ。うちのボロ家は倒壊するんじゃないかと言うくらいの揺れが襲ったが、食器が割れることもなく、棚が倒れることもなく、物凄く揺れただけでなんの被害もなかった。うちの近所の大通り挟んで向こう側では食器が割れたり棚が倒れたり、石垣が崩れたり、崖崩れあったりがあったようだった。
金沢市内も場所によって被害もまちまちのようだ。
そして未だに能登の方は苦しい生活を送っている人がいる。
自分の体感としては、東日本大震災の時より行政の対応として復旧も避難者に対する支援対応も物凄く遅いように感じる。
全てが後手に回っていて何もかも足りない感じだ。
一体被災者をなんだと思っているのか?と思わせるような場面が行政の対応を見てて思う。

5:新しい犬がやってきた。

元日の大きな地震で、珠洲市にて被災してしまった高齢者の方が二次避難するにあたり、飼うことができなくなってしまった犬を保護犬施設に持ち込まれそれを引き取った。12歳の柴犬。
被災は人間ばかりではなく、犬も猫も一緒だが人間はなんとか人間が助けることはできるが、犬猫まではこんな状況ではなかなか手が回らず保護犬ボランティアの方達も大変な状況だった。そして保護犬施設も満杯状態で職員の方達も大変な状況だった。
うちに来た犬は地震のトラウマを抱えていて、物が床に落ちただけで体を震わせて怯えるほどだった。いかに今回の地震が大きく怖かったのかがわかる。
怯えからくる緊張や興奮で手や足を噛まれることもしばしばで生傷が絶えなかった。根気よく丁寧に優しく、そして時には厳しく我が家のルールと散歩のルールを教え込ませた。現在ちょうど飼い始めて1ヶ月が経ちコミュニケーションもうまく取れ、飼い主と認められ今はとても懐いている。噛まれることも全く無くなり、そっと自分に寄り添ってきて甘えてくる程にまでなった。
受け継いだ命。あと何年生きるのか?わからないが大切に育てていこうと思っている。

ずいぶん長くサボっていましたが、これからまたディスクレビューもDJ放浪記も連載続行していこうと思っています。よろしくお願いします。


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