世界初の完全プラスチックフリーのEkoplaza LAB(エコプラザラボ)
自転車から10分以内の距離に新しく作られた世界初の完全プラスチックフリーのEkoplaza LAB(エコプラザラボ)に行ってきました。
Ekoplaza(エコプラザ)は環境と健康に配慮されたオーガニック製品を扱うスーパーでオランダ各地に展開されている。同じくオーガニック製品を取り扱うMarqt(マルクト)同様、現在アムステルダムでは10店舗程があります。
Ekoplaza LAB(エコプラザラボ)はイギリスのA Plastic PlanetとEkoplazaによる取組みで、世界初のプラスチックで作られた包装を一切使用しないスーパーとなる。2018年2月にOud-West(オールドウェスト)のJan Pieter Heijestraatの同店舗隣にオープンした。
このエリアは観光客にも人気のVondelpark(フォンデルパーク)から徒歩でも行ける距離で、バーやカフェ、オーガニック系のレストランなども多く点在する地元でも人気がある地域。
Ekoplaza LABでは、店内で販売されている約700種類の商品の全てが生分解可能な素材で作られた袋で包装されている。
実際に触ってみるとプラスチックのような感触で、言われなければ気付かないかもしれない。
店内の照明は落とし気味なのか、全体的に少し暗い感じがした。
EKOPLAZAは今後オランダに展開する全74店舗にもプラスチックフリーコーナーの設置を計画している。
EKOPLAZAは今後オランダに展開する全74店舗にもプラスチックフリーコーナーの設置を計画している。
食品や飲料の包装は他の物へ転じるのが困難で汚染もされやすく新たな価値を生むのが困難となりサーキュラーエコノミーには属さないとされている。食品販売業のセクターはプラスチック包装の需要は全体の40%も占めている。
世界では毎分100万本以上のボトルが消費されており、そのうちのほとんどが飲料用として使われているが、リサイクルされているのはたった9%以下となっている。これは水をその場で浄化するテクノロジーを使って消費ボトルの本数をなくす取り組み。
高機能な浄水器を置いてるだけのような気もするが、オランダでは一部問題にももなっている水に溶け出している化学薬品まで綺麗になるのであれば素晴らしいかもしれない。