見出し画像

あのたび -ララントゥカの日本文化-

 次の船を待つためカラバヒで4泊した。朝、宿代100000Rp(≒1400円)を払い出発。メインではない小さい方の港へ行き入場料500Rp。今いるアロール島から2個西のレンバタ島のバラウリン(Blauring)へ16250Rp。

 カラバヒでは毎朝Pasar(市場)へ行き安くてうまいムルタバを食べていたが、この日は船へ急いでいたため買えず腹を空かせていた。隣のおじさんがお菓子くれた。この船もマイナーなルートなので旅行者は一人もいない。インドネシア人乗客だけだ。

 船上でバラウリンには行かず、レオレバ(LewoLeba)行きだと言われる。で+10000Rp払わされる。そんなことあるかい。船を間違ったのだろうか。まあでも目的方向に進んでいるようなので良しとする。

 夜遅くようやく港に到着。歩いて町方面へ行こうとすると軽トラに載せられホテル前で止められる。移動代10分程度で5000Rpかよ。しかしまあ宿を探す気力も食欲もなかったのでそのHotel Lewolebaに泊まる20000Rp。

 翌朝レオレバの町を散策すると大きい規模のPasarがある。ビスケット3枚と蒸しパンに茶をすする。昼も同じPasarで、腹痛が続くにもかかわらずウンコが出ないので葉っぱ包みおにぎりと魚2000Rp、ムルタバ1000Rp、アイス2個1000Rpを食べる。お腹を冷やして出してしまおうという作戦だ。長距離移動時に下痢はつらいからだ。

 レオレバの町はほこりっぽく井戸が多い。宿にやたら馴れ馴れしく親切なおやじがいたがホモだった。

 翌朝チーズ風味のピサンゴレン5個1000Rpを食べ。船上用食料ビスケットを買い、さらに西のフローレス島ララントゥカ(Larantuka)行きの船に乗る。珍しくちゃんとした客船で個室ではないがベッドがあり頭をもたれてぐっすり眠れた。心地よし。10000Rp

 昼に到着し22000Rpの宿に泊まる。北のPasarでナシイカン4000Rp。ナタデココ!1000Rp(インドネシアの田舎にもこんなデザートがあるのかと驚き)。モレン(バナナロール揚げ)1000Rp。この町めちゃくちゃ暑い。

 なぜか日本語の『心の友』(五輪真弓)を熱唱するインドネシア青年がいた。彼が言うには日本のテレビ番組で一番面白いのはTakeshi Fort(風雲たけし城)だという。もう日本では放送していないけど過去の再放送でもやっているのだろうか。

 国営船会社ペルニのオフィスを見つけ、スラウェシ島マカッサル(Makassar)行のチケットを買う。126000Rp。2日後の午前6時発とのこと。

 夜、宿は停電しろうそくのみ。

インドネシアルート

(つづく)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?