お菓子断ち
3月後半はとても落ち込んでおり、夜布団に入って「もう死にたい!」と叫んだこともあった。
が、わたしはこのメンタルダウンが本来の自分ではないことを分かっていて、わたしのエゴが暴れているに過ぎないから「死にたい!って叫んでおいたぜ、一応報告な」とエゴにささやく余裕もあった。
このメンタルダウン時期に、砂糖断ちをしようと考えていたが、さすがに砂糖全抜きはキツかろう、と思い直し、ひとまずお菓子をやめてみよう、期間は2週間ほど、と決めた。
白砂糖は体内で炎症を起こし、血液を汚し、血糖値の乱高下を引き起こすことから、わたしは白砂糖中毒だからこんなにメンタルダウンを繰り返すのかも知れないと思ったのだった。
白砂糖は急激に血糖値を上げ、そして急激に下がる。
その度にインスリンが1日に何度も大放出する。
体をこんなに酷使させて、かわいそうって思った。
このね、血糖値の乱高下がメンタルダウンそのものなのよ。
やれ豆腐メンタルだとか、気の持ちようでメンタルは維持できるとかじゃないのよ。
わたしは落ち込むとすぐにお菓子ばかり食べていた。
白砂糖たっぷり、脂分たっぷりでお腹を満たさないと、わたしゃ満足しないよ!って感じだった。
最初の10日間は頭がガンガン殴られるように痛みが続き、あまりの痛さに吐き気やフラつき、ずっと横になっていたいくらいの倦怠感に襲われた。
ふらついた時は、枝豆と炒り卵のおにぎりを食べた。
頭が痛くて目が開けられないときは、痛み止めを飲んだ。
これ、砂糖の離脱症状なのだそう。
中毒がひどい人ほど離脱症状もキツい。
わたしはがんばった。
ついでにカフェインとグルテンも絶ってみた。
毎日コーヒーを飲んでいたけど、水とハトムギ茶のみ。
10日間が過ぎた頃、頭痛が治まり、スーパーに行ってもお菓子を買いたいと思わなくなった。
自宅の冷凍庫にあるアイスも食べたいと思わない。
食べるものは、ご飯とお味噌汁、何らかのタンパク質とド派手な色の野菜。
蒸したり、オリーブオイルで炒めたりしたもの中心。
小腹が空いたら、さつまいもにきな粉と少量の蜂蜜をかけて食べた。素焼きのナッツをかけても美味しい。
料理にも砂糖を使うことを控え始めた。
パンやパスタを食べないことで、物足りなさを感じるかも知れないと思ったが全然!
ご飯を食べ終わった時の安心感。
穏やかに優しく体に吸収されていく感じ。
体がもっともっと本来の健康を取り戻したら、時々はお菓子やパスタ、パンを楽しんで食べようと思う。
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