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ある日の夢「冬の山登り」

山を登っている。おそらく冬の山。山道にはゴロゴロと熊が寝ていて、それらを起こさないように細心の注意を払いながら登っていく。すると母から連絡があり、私の知っている何かの暗証番号を教えてほしいというものだった。私は思い当たる暗証番号を母にメールで送ろうとしていると、目の前に大きな工場のような建物が見えてくる。

建物の内部に入る頃には、私は100人程度のグループに変わっていた。主観的には私はその中の一人という認識だが、このグループ全体も私である事をなんとなく理解している。すると何者かが寝ていた熊を連れて私達を襲ってきた。私達は「まずは電源を!」と工場内の配電盤を確認して電源を確保する。無事に電気が付くと、襲ってきた者もいったんは引いていった。

電源が戻ったので携帯を充電し母にメールを打とうとするが、伝える暗証番号がどうしても思い出せないまま夜になる。工場内に布団を敷いて寝ようとすると、上の窓から黒いゴキブリサイズの虫が入ってくる。それが何なのかは分からないが、嫌な予感だけがする。

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