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ある日の夢「低すぎる温度設定」

一つの言葉の伝えようとする意図を二次元的に(辞書のページをめくるように)とらえるだけでは無く、3次元的に(その言葉を使用している層を意識するように)とらえるダンジョンを潜り、星座のような幾何学模様を見てから地上に戻ると、娘がピアノの練習をしていた。

家にあるアップライトピアノで練習をしているのだが、「近所迷惑」を考えてしまうほどの恐ろしい低音が響いており、その原因を探っているとピアノでは無く、その上のエアコンの音だと気が付く。エアコンの設定を見ると冷房で「1度」になっており、慌てて「20度」に設定を直した。娘に「なんで1度にしたの?」と聞くと「え?」と返って来たので、彼女はまったく意識していなかったのだと思う。

あの恐ろしい音は、エアコン内部で液状化してはいけないものが低すぎる設定温度で液体になりゴボゴボしていたのだ、と思った。

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