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ある日の夢「他人の夢」

※近しい人が考えている事などが夢で現れる事はよくある。今回の夢もまさにそうだった一つだ。

ある女性が電車に乗ろうとしている。途中バレエに向かう少女とそのお母さんに出合い、一緒の電車に乗れるか心配していた。発車時刻としてはぎりぎりで、改札口を通るころには電光掲示板の時刻と発車時刻は同刻になっていた。しかし彼女は乗れると信じて階段を下りていく。

下りた先では、一本前の電車が発車するタイミングだった。彼女はちょっと安堵して、次の電車を待った。次の電車は二本来た。一番早く目的地に着く電車と多少ゆっくり行く電車で、彼女は「多少ゆっくり行く」方を選んだ。

電車の中はとても込んでいて、彼女はもっとスペースがある所を目指して車両を移動する。移動しながら私は彼女の目的が花火大会なのだと知るが、彼女の服装はとても遊びにいくような服装では無かった。

車両を2つほど移動すると、次の車両との連結部分で道を塞ぐようになっている体格のいい男がいた。そして男性の前はとても空いていた。彼女はその男の異様な雰囲気にたじろぎ止まると、男はまっすぐにこちらに絡んできた。

男の右手には凶器にもなりそうな、しかし美大生の制作物のような塔が握られており、そしてかなり筋肉質。何かを言いながら突然腕を振り上げるそぶりがあったので、私は彼女と男性の間に入って「ちょっとまって」と止めに入った。すると男は「こんなに早く対応した人は初めてだ」と言われ、私は「そりゃどーも」と答えた。

すると画面が切り替わり、私は一連のいままでをVTRでも見るように見ていた。他にも一緒に見ている人がいて「僕も出演したかったなー」と言う男性もいた。そして私は「ああ、これは私の夢ではないな」と理解した。

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