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ある日の夢「胆のう」

自分の内臓の状態を夢で確認しようと思ったので、とりあえず前身ごろの肋骨の下あたりに焦点を当てて夢をみてみた。内臓の配置を知っているわけでは無いので、場所は適当に決めている。夢をみた後で調べればいいか、という感じだ。

夢はこうだった。
「暗い空間で、一人の私が指揮をとって複数の作業者と共に絵を描こうとしている。描きたいもののイメージはちゃんとあるのだが、しかしイメージそのものが理想的過ぎて描く技術の方が追いついていない。」という感じだった。

夢の中で使っている色も黒一色(まるで墨汁のような色)だったので、私の日々のボールペン画の印象をそのまま見たような感じがしたが、とりあえずその考えは保留にして状態を確認しようとした「内臓」は何だったのか調べてみると。位置的に恐らく「胆のう」のようだった。

占星術師の松村潔さんは火星と胆汁を結び付けていたので、それを参考にすれば、胆のうは火星的な耐性限界を上げる胆汁を溜める場所らしく、ある男性は「俺の胆のうは糞まみれだったぜ」と言っているのを「正しい方向」だと話していたのを考慮すると、胆のうとしてふさわしくないのは「すっからかんの倉庫のような夢」なのだという事が分かる。

比較して、夢の中で見た私の「胆のう」は「まだ描き切れていないイメージ」という停滞物がある、という点からして胆のうらしく適度に活用している事が分かる。しかもその方向は、やはり絵のようだ。

元々5ハウスにある火星と土星の合によって日々の絵が可能なのは理解していたが、こうも直接的に「胆のう」の中で墨汁のような黒で絵を描き出そうとしているのを見る事ができると、なかなかに満足感を得た。そいっても、それ以上何かがあるとは思えなかったので、二度寝する事にした。

胆のう、今日もありがとう。

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