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ある日の夢「内臓の夢」

ガヤガヤしたところにいる。騒がしくザワザワしているが、私に直接関係するようなものでは無いので、私の主体は影響を受けている状態ではない。例えばそれは、東京駅構内のベンチに座って人の流れを見ているような感じに近い。

(この夢の中で私は、「私」という肉体や精神による個体的な感覚では無い、何かぼんやりと目の前で起こっている事象も含めて全体を包んでいる存在としての「私」という感覚なので、あえて「主体」という言葉を加えている。夢をみているが、それは自分の内蔵の動きのような感じなので、どこをとっても外部を感じないのだ。しかしその中でも「私」があるので、それを「主体」としている。)

そこに女性の主体がいて、私の主体に何かの変更を伝えてきた。変更内容について私の主体は特に問題なく理解したようで、それに対応し始めている。でもそれが何なのか?と言われると該当するようなものが見つからない。これも例えるなら、今までの音楽に使っていた楽器を「何か」から「琴」に変更するようなもので、元々の「何か」がつかめれば変更されたギャップが分かりそうなものなのだが、元々の座標がつかめないので、自分がどれほど飛んだのかが分からないようなものだ。

とりあえず「変更された」事は分かる。


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