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ある日の夢「美術系のお仕事」

知り合い(Jさん)が経営陣の一人として運営している、美術系の会社の中途入社の面接などを受けている。そこで自分の描いた絵などを持っていき、光の表現について話している。私は「物に対して光が反射するような表現が苦手」だと告げている。

その話をしていると、一緒に面接を受けていた女性(知り合いの陶芸家に似ている)が途中で辞退する。何か履歴書の詐称があったらしい。内容は無視できるほどのかわいいものだが、なにか咎めたのだろう。正直に話して彼女は帰っていった。

話は「反射」の絵画的手法になり、会社の方からは「鏡に映った物体は?」とか、他にもいろいろと実演を兼ねてきかれる。私は「そもそも見える物体をそのまま書くことに興味がわかないんです。面白くない事は出来ない。」と伝えて話しは終わる。一応内定はもらえたようだ。

はじめての仕事では、漫画家の荒木飛呂彦さんの個展をかなりの数のスタッフで準備するものだった。新入社員は3名ほどいて、他にもアルバイトの高校生や大学生もいるような感じだった。久々にそういう雰囲気の中、コンビニで買ってきたおにぎりとかを食べて「懐かしい感覚だな」と味わっていた。

二つ目の仕事は、能の翁役の人の話を聴くものだった。目の前で翁の方が、面さえつけてないのに「笑い」という表現を終わることなく、解説と共に伝えてくれている。私は自分が民族学者の折口信夫さんになったような気持ちがしていた。

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