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ある日の夢「悪党巨匠のダンス指導」

ダンスコンテストがあるようで、私は練習している。恋人は私のダンスをみて『完全に即興の方がいいね』と言う。確かに前もって作ると、意識に束縛されるような感覚があるので、私もその場の音で踊った方がいいと思う。しかし、それにはダイナミックな動きへの練度が足らない。

別のグループで、女性が一人練習している。彼女のダンスには何か私の中で流動するような感覚があり、ひとしきり見学していると、審査員の巨匠が来る。バレエ漫画に出てくる”いかにも”巨匠な巨匠だ。彼女はダンスを披露する。

そして私は、巨匠とアバロンというボードゲームを始める。勝負は五分五分だったが、最後に巨匠がルール違反を犯す。押せない玉を無理に押し込んだのだ。

 ※網野義彦さんのいう”悪党”について考えていた。この巨匠の行動は悪党であり、芸術家としてまともだと思う。

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