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魚座 22度(21.00~21.99)

魚座 22度のサビアンシンボル
「シナイ山から新しい法則を持ち 下りてくる男」
A man bringing down the new low from sinai.

21度でガイドに見守られながら再創造を果たした魚座は、22度でそれを言語化します。

21度でも書きましたが、魚座は人類的ルーツに回帰するようなスピリチュアルな存在ではなく、その内容を取り入れた上で関係を切り、単独の蛹の中で再創造するサインです。

ですので、このシンボルではモーセを連想させる内容が書かれていますが、ここで言うモーセは神の啓示を受けたのではなく、古代エジプトの知識を結合して新しい法則を作った存在として描かれているのです。

それは哲学者や宗教学者が、すでに存在しているカオス的な世界の認識論を「言葉」というロゴスによって、今まで見えてこなかった姿の新しい思想を生み出すのと同じ作業で。

それは例えば、中沢新一さんなら「チベットのモーツァルト」の中で”夢の解析や分析は、結局循環性に行きついてしまう。だからこそ別のアプローチが必要だ”と第3の道を探す事であったり。

河合隼雄さんが一元論でも二元論でも非二元論でも三元論でもない、人類に眠っているはずの別の精神性を探すような再創造の事を示しています。

ですので、この度数の人は新しい理論の考案者になりやすいでしょう。

誕生日なら3月12~13日
#村井章介 (歴史学者)3/12
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