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ある日の夢「母へのプレゼントを探して」

母の日とか、そういうものだろうか。大変少ない予算で母へのプレゼントを買いに最寄りの駅に向かっている。しかし何故か、いつもの駅では無く、いつもは使わない方の最寄りの駅に向かっている。最寄りの駅が複数あるなんて不思議な立地だと思うが、そういう事になっている。思い起こせば、私の家と思っている建物も和風なような雰囲気を持つが、構造は洋風な建物だった。なんとなくイメージが複数混在しているようだ。

いつもは使わない方の最寄りの駅に向かう途中、いつもは会わない友人を見かけて手を振る。相手も意表を突かれたようにではあったが、手を振り返してくれた。そしていつもは使っていないからだろか、道に迷い中学校らしき場所にはいってしまう。(また学校だ。。。)

そのまま中学校の内をうろうろしていたので、職員の方に「どうしました?」と声をかけられた。まあ、そりゃあ外部の人がうろうろしていれば、当然だと思う。私は駅を探している事を伝えると、ちょうど帰ろうとしている職員がいたので、一緒に駅まで行くことになった。

駅は半ばダンジョンのようになっており、最後は梯子のようなものを下して入っていく作りになっていた。「そりゃー見つからないハズだわ」と納得して降りると、そこは昔は栄えていたが今はシャッター街になったような感じで寂れていた。ただ、寂れていたのはお店ではなく、神社にある屋台のようなもので、その一部に変な人形を売っているお店があった。もちろん寂れているので、人形は誇ホコリをかぶっている。

人形の由来は、以前ここであった「小さな奇跡」を記念したもののようで、屋台の主の私的な作品のようだった。私が一つ手に取ると、急に屋台がイキイキし始めて昔のような雰囲気を醸し出す。がしかし、夢の中の私から見てもこの人形が今更売れるものには見えなかった。

母へのプレゼントは、まだ買えていない。

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