ラプソディ ショーケースライブ  Vo.10 感想

先日(4/8)にラプソディのショーケースライブに行ってきました。

これまで参加したショーケースライブの中でも中々面白かったので、感想を記します。

今回、あまり兄弟は関係ない記事となっています。
最近はラプソディにハマっているので、しばらくは兄弟よりもラプソディに関する記事が多くなるかもしれません。

※この記事はネタバレを含みます。ボイスドラマを聞いていない方やショーケースライブに行ってない方はご注意ください。
※個人の考察と妄想、うろ覚えで成り立っているため、公式の情報とは相違がありますがご了承ください。


溢れ出る幼馴染のクソデカ感情


MVの完成は間に合わなかったようですが、無事に新曲が公開されました。

ブルーバードの新曲は「Shining Star」。

最初タイトルを聞いたときには、魔王魂の例のあの曲しか思い浮かばなくて不安になっていましたが、いざ聴いてみるとそんな不安は消し飛びました。

「Shining Star」は、蒼天が温めていた曲を落暉が掘り起こして、薺さんが調整を加えて完成させたという経緯があります。

ブルーバードの作曲担当は蒼天ですが、今回は蒼天の曲をベースに落暉と薺さんが完成させたと思うと、中々感慨深いものがあります。

曲の背景はこのような感じになるのでしょうか。

蒼天が隠していた(もしくは素で忘れていた)曲が落暉に見つかる。

問い詰めれた蒼天が二人に事情を話す。

蒼天的には曲を公表する気も完成させる気もない。

落暉、蒼天がやらないなら自分がやると宣言。

薺さんの後押しもあって「Shining Star」完成。

ところで、蒼天って落暉と比べると慎重派で、会社を辞めたり薺さんを勧誘したりといったリスクがありそうなことは視野に入れない、明らかに避けています。
リスクを回避しているので失敗することはありませんが、失敗を乗り越えるという過程がないので、成長することはありません。

蒼天が成長するには対照的な性格である落暉の存在が必要です。
蒼天にとって突拍子もないぶっ飛んだ行動する落暉のことは理解できないことが多いですが、なんだかんだで落暉に付き合ったことが自身が成長するきっかけになっています。

自分一人では無理だと思ったことも、落暉が手を引いてくれれば二人でできてしまう。

結果的に薺さんの勧誘は成功しているうえに、音楽ではまだプロとはいえないものの、「ラプソディ」のレーベルに選ばれています。

新曲も落暉が行動を起こさなければ日の目を浴びることもなかったので、蒼天にはこれからも落暉が必要で、お互いに影響を与えて・受けて生きていくのではないかと思います。

新曲は背景を知ると蒼天→落暉から落暉→蒼天に変化したと思うのですが、曲を聴くとどうしても蒼天⇔落暉にしか聞こえません。

ボイスドラマには二人の過去の尊いエピソードやちっちゃい頃の描写とかは描かれていませんが、新曲を聴くと不思議と二人がこれまでどんな風に人生を歩んできたか、存在しない記憶が思い浮かびます。

ブルーバードのテーマはフォークソングなので、明るいポップな曲調がウリですが、今回はフォークソングとは良い意味でかけ離れています。
落暉が抱える蒼天への激重感情が吐露されていますが、それでいて重すぎない雨上がりの虹のような爽やかな仕上がりになっています。

落暉にとって蒼天はただの幼馴染ではなくかけがえない存在で、それでこそ、優れた曲を作る蒼天の姿が星のようにキラキラと輝いていたはずです。

なんせ、二人は幼稚園時代からの付き合いで、大人になっても同じ会社で働いていたくらいなので、長い間共に過ごしてきたからこそ、それぞれの音楽がどのようなものか熟知しています。
たとえ、どんなに離れていても、音楽をやっているときはいつもお互いが側にいるように感じています。

「音楽の半分半分」、「俺たちは二人じゃないと駄目かもしれない」という言葉からは、もはや一緒にいすぎて、お互いに合わせた歌や曲しか作れなくなっていることが読み取れます。

しかし、二人でいてはじめて完成する歌や曲であっても、お互いの音楽が一番だと熟知していても、選ばれたのは落暉の歌ではなく蒼天の曲でした。

他者に認められた曲であっても、蒼天にとってそれは「未完成」で、音楽の道に行けるとしても、そこに落暉がいなければ意味がありません。
だから自分の曲であっても簡単に渡せられるし、ヒットしたとしても怒らない。
落暉と共に完成させたいという想いがまだ残っています。

そうなると「Shining Star」は元々、オーディションに選ばれレコード会社に渡したあの曲である可能性があります。

もしかしたら蒼天は、ブルーバードにいる今の自分ならあの曲を完成させられると思って落暉に曲を渡したのかもしれません。

しかし、託した曲には蒼天は想定していなかった、落暉の日頃から感じていてでも口には出せなかった蒼天への感謝のメッセージが込められていました。

落暉の力もあって、蒼天の夢は果たせられたといえます。

ともかく曲の背景に関しては新作ボイスドラマ次第ですね。

蒼天の曲が下地にあるので、落暉一人よがりではなく、プロとしての経験のある薺さんの助言もあって、三人で完成させたことがブルーバードの絆を表しています。

とりあえず、公式はMVの完成と二人が一緒に手をつないで帰った思い出について詳しく教えてください。


兄弟が似すぎて困惑した話


ラプソディ通信ではありがたいことに、今回もまたまた劇場本編の場面写真が公開されました。

Pink Flag:四人で円陣を組んでるシーン。
     最初に円陣組もうと言い出したのは誰か、
     一真はそんなことせんやろとツッコミが入る。

春の十字架:特報にあった屋上でのライブシーン。
      一人ポカーンとしている虹郎と涼しげな表情な三人。
      映画が盛り上がる場面←わかる
      春の十字架にとって幸せである←!?

ブルーバード:殴り合いの喧嘩をする幼馴染。
       どうやら寿司・焼き肉関連ではない模様。
       あの二人が喧嘩するとは思わなかったので二度見しました。

SOR:金慈と銀路が一人ずつ映った二枚の写真。

ブルーバードもそうですが、最も衝撃を受けたのはSORでした。

「あれ金慈しかいないじゃん。銀路は?」

「「笑ったら似てるかもー」ってそういうこと!?」

私は最初に写真を見たときに金慈しかいないと思っていました。
もう片方が銀路であることに気づくに三分かかりました。
(演者の方がさらっと銀路であると説明していたこと、銀路の方にはピアスがなかったことが判断材料になりました)

これまで我孫子兄弟のことは(主に髪型のせいで)、「確かに似てるは似てるけど、他のそっくりな兄弟と比べるとそこまで似てないかな……」と思っていました。

しかし、写真の兄弟はそれぞれ別の場面なのに、あまりにも酷似していました。
金髪の部分がそんなに写っていなかったことと、銀路にしては珍しく微笑んでいたせいだと思いますが、本当に似てました。

SORのボイスドラマの一話で金慈の女友達が「笑ったら似てるかもー」と言っていたのがようやく理解できました。
初対面で銀路を見て(普段笑わない)、我孫子兄弟を似てると秒で看破した女友達が恐ろしいです。

何はともあれ、「ああ、二人はちゃんと血の繋がった兄弟なんだなあ……」って心の中で泣いてました。

公演日が決定!


映画の公演日が決まりましたね!

7/2~12/24まで、(一部を除いて)毎週日曜限定で公開されます。
てっきり夏限定の公演だと勝手に思っていたので、週一とはいえど今年いっぱいやってくれることに驚きました。

場所はおなじみ「harevutai」

アニメパートの90分に加えて、ボーカル4人が実際に登壇するライブシーンがあるそうです。

お値段はショーケースライブと異なり、3,800円。
全公演を制覇しようとすると3,800×24なので、91,000円はかかります。
全ては無理ですが最低三回は見に行きたいですね。


長かったショーケースライブも残りわずか二回。
そのうち一回はブルーバードのMVお披露目とSORの新曲公開。

SORメイン回なので正直生きているかわかりませんが、なんとか映画公開まで死なないように頑張ろうと思います。

ありがとうございました。



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