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手荒れ地獄からの脱出方法

今日も美容師の皆様お疲れ様です。

そして育児と家事を両立しているママ、お疲れ様です。

BROTEの佐久間です。

今回は手荒れの話。

手荒れに悩む美容師さんにぜひとも読んでほしい。

わたしの手荒れ地獄生活からの脱出法の話しです。

ママの主婦湿疹にも、参考になりそうなお話です。

手荒れで苦しんでる皆様、あきらめないで!この記事読んでみてね!

手荒れの始まり

美容師って、アシスタントの時代シャンプーばかりで手荒れを起こす人が多いのですが、私は全く手荒れしませんでした。なので、薬剤を素手で触って仕事をしていました。

が。。。

始まりは左手の中指にプツっとしたオデキができました。

でも気にせずに素手で薬剤に触れながらお仕事をしていたら、プツが増え、プツプツが破け、グジュグジュになりました。涙

その時に皮膚科に行き、ステロイドを処方されましたが、ステロイドの使い方をしっかり教えてもらえませんでした。

ステロイドのリバウンドを知らない私は、痒いなと思うたびにステロイドを塗布。だんだん薬が効かなくなり、どんどん薬を塗り重ね、ついには薬が効かなくなり塗るのをやめてしまいました。

ステロイドのリバウンド

やめてしまったら痒みがどんどん酷くなり、ブツブツも、人差し指の一部分から、手の甲もブツブツ、ジュクジュクになり両手が使えなくなりました。

ネットで調べるとこればステロイドのリバウンドではないのか?と考えました。

※ステロイドのリバウンドとは?

ステロイドは、免疫を抑制してくれます。

免疫は、体内に入ってきたシャンプーや、薬剤などの、体に入ってきた毒をウミとなって体外に排出しようとします(これが痒みや痛みの原因)が、ステロイドをつけると、免疫が抑制されます。

ステロイドを使いすぎると、結局体内には毒が溜まってしまい、突然ステロイドをやめると、その溜まっていた毒が一気に排出されるのでひどい痒み、痛みに襲われることになります。それをリバウンドといいます。

痒みが酷すぎて夜も眠れないし、痛みと痒みで顔も洗うのも、髪を洗うのも、全てが嫌になりました。

もう、指がジュクジュクで皮膚はない状態。

カットも痛くてできないので、綿の手袋をしてカットしていました。

前髪を切る時には切りにくくて、手が震えましたね 泣。

ステロイド否定の皮膚科に通い始める

ステロイド恐怖になった私は”ステロイドを使わずに直す”が売りの皮膚科をネットで探し通い始めました。すごい人気の皮膚科で毎回1時間、2時間待つの当たり前。

血液検査に1万円。

毎回診察に行けば4、5千円。

お金かかりました。 涙

ですが、いっこうに良くなる事はなく、両手から、腕まで、湿疹が進行し、ついには首まで湿疹が進行しました。

同時に、弱りすぎてしまったのか、日光アレルギーになり、太陽が当たった皮膚に湿疹がでるようになりました。もう、顔までハレてきて。。。

ああ、もう美容師だめだな。

って思いました。

当時、ブリーチ技術がわからなくて苦しめられていた私は美容師やめたいって毎日思っていましたが、本当にやめるんだなって思ったら以外と落ち込みました。笑笑

結局私を救ってくれたのはステロイド

美容室には、2週間お休みをもらい、それでだめならお店を辞めさせて下さいとお願いしました。

もう10年前の話しなのでどういう流れでまたステロイドを使い始めたのか忘れてしまったのですが、最終的には、しっかりステロイドの使い方を教えてもらい、日々の仕事の仕方を変えました。

しかし、完全に治るまで3年ぐらいかかりましたね。


その3年間、手荒れをする原因を調べて完全に手が荒れないような努力をしました。

私が手荒れを直すためにやった事

とても単純な事です。

絶対に薬剤が手につかないように努力した。

これです。

まず、清潔な綿の手袋を沢山用意。

カラーの時に使うゴム手袋は、自分の手にちゃんとフィットする、ロングの物。

綿の手袋をしてからゴム手袋を着用

シャンプー中、カラー塗布時はもちろん、パーマの時も、カップ、ハケを洗って、タオルで拭く時も絶対に綿の手袋をしてゴム手袋をつけて行う。

そして、カラー後や縮毛矯正後のお客様のドライは綿の手袋をつけてドライしました。

縮毛矯正、アイロン前のドライ、アイロン中は要注意です。とても手が荒れるので、絶対に綿の手袋必須です。

もちろん、家での食器洗いも、手袋。

さすがに、お風呂では、手袋が嫌で素手でシャンプーしました。

だからシャンプーを手に優しい物に変更。

そんなこんなで努力していたら、時間がかかりましたがすっかり良くなりました。

良くなっても、少し油断するとプツっとでてきます。

そんな時は絆創膏を貼って、体内に薬剤が入るのを徹底的に防ぎます。

この行為がとても大事なんです。

結局は、皮膚が健康だったら体内に薬剤が入ってこないので皮膚が弱ったら、その部分を徹底的に守ればよいのです。

まとめ

•ステロイドは1日に多くても2回(医師の指示に従って下さい)

•ゴム手袋をする時は綿の手袋をつけてから(綿の手袋は濡れたら、ちゃんと新しい物に変えること)

•カット、パーマのロットを巻く時、綿の手袋で。(手荒れが酷すぎる時)

•カラー後、縮毛矯正中、縮毛矯正後のドライは綿の手袋で

とってもめんどくさいです。

でも、かゆくてグジュグジュより絶対マシ!

この努力、やってみて下さい!!!!

一度、ひどくなると直すのに数年かかります。

ほんのちょっとでも痒いなと思うようならひどくなる前に少しのステロイドを使って直す事をオススメします!

私が通って、直した皮膚科は、渋谷の美馬皮膚科。

ステロイドは慎重に!

どうか、手荒れの美容師さんが一人でも少なくなりますように。。。

長い文章を最後まで読んでくださってありがとうございます!





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