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奈女沢温泉

2014年春、奈女沢温泉へ行ってきた。

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湯檜曽の林屋旅館のあと、「次、どこの温泉へ行こうかな」と思案しながらポタリング。群馬の最奥の一つ奥利根エリアは『温泉銀座』といっても言い過ぎではない。山ほど有りすぎて迷う。水上温泉街を通って上牧方面へ。

[走行データ]
ルート: 水上駅→奈女沢温泉(なめさわおんせん)、奈女沢温泉→上牧駅距離: 12.2キロ(水上→奈女沢温泉8.4キロ、奈女沢温泉→上牧3.8キロ)
最大標高差: 669メートル
平均斜度: 全体3.6% 上り14.5%(主に奈女沢温泉への上り) 下り5.5%獲得標高: 上り665 m 下り332 m

上牧(かみもく)地区に入って、不思議な看板を発見。『釈迦の霊泉』だ。世界で一か所、奇跡の御神水 とある。

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奇跡の飲用効果とある。ちょっとヤバイ雰囲気。

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この坂、ヤバイヨ。

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発砲されたら、かなりヤバクネ。

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クマ、ヤバイネ、ヤバイネ。

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再び発砲注意。超ヤバイネ、ヤバイネ。

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ヤバ過ぎて、そろそろ引き返した方が良いのではないだろうか。はたして無事に家に帰れるのだろうか。不安な心持ちになってきたところで、「奈女沢温泉まで500メートル」の表示を発見。

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あと500メートルなら行くしかあるまい。

あったあった。国道から距離3キロ、標高差200メートルちょっとだ。単純計算では平均斜度7%だが、途中10%超の坂もあり、きつい。汗だくになった。いたって普通の湯治場だ。多くの車が駐車していて、人気のようだ。

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受付をすませて、内湯へ、もとい霊泉湯へ。

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ご神水、ミネラルウォーターとしても、なかなかいけます。水割りがおいしくなりそう(不謹慎か)。

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温泉分析表もきちんとしている。源泉名「釈迦の霊泉」、メタケイ酸含有で温泉法第二条の温泉に該当するのです。そして無加水です。ラドン温泉でもあります。

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源泉温度が22度Cなので加温はあるが、掛流しで加水無しのなかなか良い温泉、いや御霊泉であった。ちょっと頭が良くなった気がする。(信ずる者は救われる。)

暑い季節になったら又来よう。

尚、2015年夏の土砂災害で施設が半壊したため長らく閉鎖されていたが、修復改修されて2017年末に再開された。今、写真よりきれいになっているのではないかと思います。

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