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新しい生活様式にはブロンプトン。

コロナ禍の余波で自転車が人気になっているようだ。

先進国の中で最も自転車から遠いと思われていたアメリカでさえも自転車が品切れ状態だ。

ブロンプトンジャンクションも大忙しだ。

世界中で、新たな自転車ブームが起きているようだ。われわれ日本はすでに世界に先駆けて・・・。

といいたいところだが、この国の自転車環境は相当に遅れた状態だ。まず自転車走行帯の整備状況がヒドイ。なってない。ロンドンやメルボルンのような分離帯付きの専用レーンなど都心で見たこともない。こんな環境で、企業に『自転車通勤を導入せよ』といったって、大事な社員を交通事故で死なせるわけにもいかないから無理だ。

という訳でご提案です。『新しい生活様式』自転車編 第一弾として、日比谷通りと青山通りと新宿通りと靖国通りの全線にわたって、分離帯付きの「普通自転車専用通行帯」をつくるぐらいのことはやってもらいたいと思います。片側一車線ずつ潰して、自転車レーンにすればよい。

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安い投資で、公共交通機関の混雑解消と、国民の免疫力増進の一石二鳥です。(注:普通自転車専用通行帯とは道路交通法第20条第2項に基づく自転車走行用のレーン。自動車や原付の走行や駐車は禁止されている。)

渋滞と命とどっちが大切かといえばもちろん命でしょう。

この10年でサイクリング環境は劇的に改善した。目黒通りも駒沢通りも自転車専用レーンがまるまる一車線分確保されていて走りやすい。また、多摩サイは歩行者道路とサイクリング道路が分離となったので安心だ。

こういう未来が理想です。