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【撮り鉄のち乗り鉄】由利高原鉄道ショートトリップ

ども、ゆさっちです。
自分の職場でも働き方改革うんぬんとかで、月に1回は半強制的に有給を消化させられます。
今日はそれでお休み、天気もいいし出かけたくなります。
久々に列車の写真撮りたいな。
思いついたのは羽越本線。
15年くらい前はよく鳥海山をバックに撮っていました。
庄内地方の天気は晴れ。
「行くか!ひさびさに」

ゆさっちモービル(という名のオデッセイハイブリッド)に撮影機材を放り込んで出動です。
福島市の大笹生ICから東北中央道、山形自動車道を経由して酒田みなとIC、そこから定番の撮影地、本楯第2踏切はすぐです。
さくっと現着。
いい天気、太陽は燦々と輝いています。
でも、何かが足りない。
!・・・鳥海山がない。
快晴なのに、鳥海山だけ低い雲に覆われて何も見えません。
「どうしよう、イメージしてきた絵が成立しない・・・。」
「待つか」
待つというより、呆然としばし無為に時間を過ごします。
「深追いはだめだ、といって手ぶらで帰りたくない。」
この辺って他になんかあったっけ?
鳥海山、鳥海山・・・鳥海山ろく線ってあったな。
あれって由利高原鉄道だっけ?まだ乗ったことなかったな。
よし決めた!計画変更!それに乗ろう!

って前置きが長くて済みません。(^^;
今回は秋田県の由利本荘市をはしる由利高原鉄道(ユリテツ)の乗車記?です。
遊佐駅前で早速ナビを設定、距離55km。
「くっ・・・結構遠い」
めげずに小1時間のドライブで起点の羽後本荘駅に到着♪
工事中ですね。
駅前の駐車場に車を停めます。

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JR管理の駅ですが、間借りする感じでユリテツの窓口が

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終点矢島までのきっぷを買います。

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ん?・・・・拡大
昭和?

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ミスプリ?レトロ感の演出?それとも昭和からの在庫がまだ?
真相は不明ですw
しかも、生まれて初めて、日付間違っている切符を買いましたw
今日は9月30日ですよー。w

さあ、改札を通って乗り場へ行きましょう。
4番線ですね。

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列車とご対面
初めまして。

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中はこんな感じ
写真では見にくいですが各ボックスにはテーブルがあります。
お弁当とか食べながら乗るのも良さそうです。

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なんかかわいいな

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なんかユリテツ主催で案山子コンテストがあるとかで

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各駅にこんな感じで

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駅が近づくたび、「あ・・ここから結構乗るんだ」
って思うと案山子でしたw
しかし無人駅にこんな案山子置いたら、夜とか不気味だと思うんですがw
列車は山麓に広がる田園地帯をのんびりコトコトと走っていきます。

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列車は40分程で終点の矢島へ
あ・・「やじま」ぢゃないっすよ。「やしま」っす。
ちなみに今日の当初の目的地の遊佐町は「ゆざ」
ゆさっちの本名の遊佐は「ゆさ」っす。(超余談)

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時刻は14時前、お昼ごはんがまだでした。
周囲をキョロキョロ。
ありました!駅前食堂。

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定番?のカツ丼!
少しあっさり味で上品な感じです。
うまし!

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ごはんのあとは折り返しの列車まで、しばし時間が。
駅に戻って待合室で休みます。
すると奥から和服のご婦人が出てきて、ネイティブな秋田弁でフレンドリーにお話してきます。
売店のきりもりと案内役を兼ねているようです。
この方とにかく話が面白い!
一般の方だと思い、ブログへの掲載はご迷惑かなと思って、撮影は控えていましたが、帰って調べてみると、超有名人らしく、webに出まくっていました。w
興味のある方は「矢島駅 まつ子さん」で検索してみてください。
まつ子さんのお店からお土産も調達

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カレーと地酒の飲み比べセットです。

さて帰りの列車が入線

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発車間際にまつ子さんがホームに
手には和紙でできた旗のようなものが
「福島からありがとう」
「車の運転に気をつけて」
と書いてあります。
まつ子さんは列車が見えなくなるまで見送ってくれました。
「ありがとう、また来るね」
帰りの列車はいっそうまったり
時がゆっくり過ぎていきます。

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小学生が通学にも使っているようで、おしゃべりをしたり、勉強したり、それぞれの車内での過ごし方を楽しんでいるようです。
彼らが降りていくと、また車内はエンジンの音だけが支配する世界になります。
羽後本荘に戻ってきました。
ここは大都会ではないものの、特急も停まる一定規模の駅。
周りの喧噪に現実に戻ります。
「さぁ、こっから300km弱、帰らなきゃ。」
車は日本海東北道路を酒田方面へ
右手には夕日にオレンジに染まる日本海が幻想的な姿を見せます。
左手にはこの地のシンボル鳥海山がその堂々たる威容をはっきりと・・
「あれ?お前いつのまに?」
「ちっくしょお、また来るぜw」

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