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我が子が他者とどう関わるかをLIVEで見れるのは今だけかもしれないこと。

2人目の産後。
というよりも上の子が3歳目前にして子供同士の関わりが増えてきたタイミングで産休に入り、上の子との時間が増えたことで気づいたことがある。

他者との関わり方を変化しながら身につけていくのが三つ子の魂ってやつ?

0歳から3歳にかけて子供同士の関わりは年齢ごとに変化していく。
3年間の変化は日々緩やかに変わっていくが、0歳と3歳で比べると全く別の生き物のようにすら感じる劇的な変化なのだ。

それを理解していたつもりだけど、生で見るのと保育園の連絡帳で見るのとでは全然印象が違ったし、より我が子の気持ちを目の前に感じることができて、より深く理解して彼女の気持ちに寄り添うことができるようになった気がするのが、私個人としてかなりの衝撃だった最近の出来事について今日は書こうと思う。

具体的に他者との関わり方の変化とは
0歳〜1歳は大人(保育者や親)との関わり
1歳〜2歳は大人+やや他の子供の存在も意識し始めていく
3歳になると友達の動きを真似て競い合うようになっていく
という感じな気がする。。
(この目で見る機会が少なかったので、感覚としてです)

遊びも
1人遊び
お母さん(保育者)と遊ぶ
他の子のやってることを見て興味を持って真似してやってみる
一緒に友達と遊びを作っていく
という風な段階があるそうです。

LIVEでしか感じられないこと、わからないことがある

第一子が生まれてすぐの0歳児の時は
行政で行われている子育て支援の集まりに参加して
同月齢の子供を持つ親同士の関わりもあったけど

産後1ヶ月半で午前中のみ仕事復帰して
育児は夫と朝夕交代制
産後半年には本格的に仕事復帰し
1歳頃には保育園も始まり
コロナ禍にもなり
子供を連れて公園などの同年代に会う場所に出かけることはほぼ無くなって、子供が他の子供とどう関わるか見る機会は少なかったのです。

保育園が子どもの気持ちを一番にしてくれている園を市内8軒は見学して選び抜いたので、安心して仕事(保育時間は8:30〜18:00)をしていましたが
我が子が他の子供とどう関わるかをLIVEで見るのは何より今後一生子供と関わる親としての自分を成長させる為に私自身に必要なことだったと3歳近くなった今更気づきました。

子どものことを見ているつもり、知ってるつもりになっていたことに気づいた瞬間

上の子が2歳8ヶ月で赤ちゃんが誕生し、産後3ヶ月で細々と仕事復帰はしたが
仕事のペースを落として、上の子向けの子育て支援イベントに出かけるようになった時に感じたのは、
まあ〜これが、0歳の時とは私自身が得るものが全然違う!

0歳児を抱えて行く集まりは、言葉のコミニュケーションのない育児の中で親同士の会話ができることで育児の不安を癒すような楽しさがあったが、2歳も過ぎれば親同士が話す隙など無くなるほど子供は口も達者になり「ママ〜」「おかあさ〜ん」と連呼する。

動きの面では0歳の赤ちゃん同士が遊ぶことはほぼ無いが、2歳も過ぎれば一緒に遊ぶまでは行かなくとも、おもちゃの取り合いぐらいの関わりは出てくるので、他の子供達とどう関わるのかを生で見れてしまう、格別の楽しさがあった。

赤ちゃんの頃から割と周りをじーっと観察し、動かざるごと山の如しな娘。
遊んでいたものを取られても、取り返すようなことはせず、そのオモチャでは遊んでいませんでした風を装って別のもので遊んでいた我が娘が!!!!
オモチャが取られそうになった時に必死におもちゃを離さずに耐える姿、睨む姿、反論する姿を見る事ができたのです!
なんとも言えない成長を感じてかなりじんとしてしまった。

使っているおもちゃを離さなくなった!
睨むようになった!
自分の気持ちを自分で大切にできるようになった娘の一歩のようだった。

思えば、娘は人が遊んでいるおもちゃを取ることは基本しないような気がする。
どちらかと言えば、取られそうになる守備型で、人のものを取りに行く攻撃型ではない。

どちらの行動が良いとかではなくて、ああ、我が子はこうやって社会を生き抜いていくのかも。いずれくる小学校や思春期のえげつない社会を生き抜く時期にどんな基本的姿勢で望むのかの片鱗を見ておける唯一の機会が今の年齢な気がした。

きっと大きくなればなる程、子供同士が遊ぶ場所に大人が出向くことはなくなるのだから。

子供同士の体験を通じた成長に、親同士がどう寄り添うか

ついでに一つ。
攻撃型のお子さんのお母さんの鮮やかなまでの我が子の誘導もすごかった!
人の物を使いたくなる性分の我が子に上手いこと他のところに気が行くように誘導する流れるような声かけと行動のスムーズさに感服。

子ども同士のやりとりには基本スタンスとして手も口も出したくない派の私は
何もできずに佇む地蔵のようでしたが
どんな感じでそこに親がいるかもきっと子どもは見てると思うので
これはやってこなかった分、場数を踏んで、自分なりの最善を考えていきたい案件です

コロナ禍に奪われたくない機会がある

親が連れて行く休みの日の公園ですれ違うだけの子供との関わり方と、親が居ない保育園での顔や心を知っている友との遊びはきっと違うのであろう。
最近の保育園では0歳クラスから付き合いの子供達とおままごと遊びをしているというのだから、協力しあったりしてるのかな?と思うと、どうにかしてその姿を見てみたいものだなと思い。

通っている小規模保育園の最後の年度の進級式にて
同じクラスのお母さん達にLINE交換してください!っていう手紙を唐突に書いて渡したのでした。

今年が終われば0歳から一緒に過ごしてくれた友達とはお別れ。

悔いを残さない為にも、動くこと、悩むことは続けていこうと思う。

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