離婚ってほんとに珍しくないの?

離婚、と聞くとどういうイメージをもつのだろう。

三組に一組が離婚すると言われている今、離婚する人は珍しくない。のに、未だにドラマや映画ではシングルの親やその子供は"かわいそうなもの"として描かれることが多い気がする。

親が離婚して苦しいけど、頑張りました!みたいな。かなしい、つらい、でも前向きに奮闘する当事者を描いて、視聴者は感動したり、おいおい泣いてみたり、ひどく共感したりする。

珍しくないはずの離婚が、視聴者の感動を引き起こすためのお涙ちょうだい的な要素の1つとして使われてる。

最近見た映画だと、バケモノの子とかがそうだったかな。付き合いたての彼氏と見た映画で初っぱなから離婚テーマが出てきて、予想もしてない方向から殴られたような感覚で、すごーく萎えた思い出がある。(映画自体を否定してるわけではないので、悪しからず)

なんだろう、自分でも整理できてないままノートにしてるから当然うまく言葉にできないんだけど、すごーくモヤモヤする。ほらお前らかなしいだろ?かわいそうだと思うだろ?って押し付けられてるようで。

離婚が珍しくないって言うわりには、かわいそうなものとして描かれているモヤモヤ感?

私たちってそんなにかわいそうですか?って聞きたくなる。

つづく。

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