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リーグ開幕前のお祭り

2023の女子ワールドカップが終わりWEリーグの2023-24シーズンが始まった。今シーズンよりセレッソ大阪ヤンマーレディースが加わり12クラブになった。奇しくもトップチームもJリーグが始まり3シーズン目での加入と同じ様な流れとなった。
シーズンの始まりはWEリーグカップから。今回は6クラブ2つのグループリーグに分かれて首位のクラブが決勝というレギュレーション。その結果グループAはサンフレッチェ広島レジーナ、グループBはアルビレックス新潟レディースと3強(浦女、ベレーザ、INAC神戸レオネッサ(以降I神戸))以外の組み合わせとなった。2023年10月14日、会場は川崎フロンターレのホーム、等々力陸上競技場で開催。


等々力陸上競技場前にはパーマンのオブジェが

等々力にて

等々力競技場では様々なブースがあり、WEリーグや各クラブのブースを出していた。グッズを販売していたりクラブ紹介のチラシを配っていたり。ブース正面に向かって左側から新潟L、浦女、ジェフL、エルフェン、ノジマステラ、I神戸、広島Rが出展。

各クラブがブースを出展

左の新潟Lから広島Rまでグッズを購入したりやくじを引いてみた。大宮Vでは狙ってたサイン色紙は見事に外れアクリルキーホルダー、ノジマステラではユニフォーム型キーホルダー。スタッフさんが指定した選手のものを探して用意してくれて有難い限り。
そして、なんとI神戸のブースのくじではウェアと過去最大の当たりを引いた。しかも、なでしこジャパンの守屋都弥選手のサイン入りと大当たり。INAC神戸さん、ありがとうございました!

「これ着て応援に来てください」とスタッフさん

WEリーグアプリをインストールしてWEリーグのブースに行くとステッカーがもらえる。「他サポ夫婦」でおなじみ千田先生のデザインでキャラがかわいい。

いただきました

新マスコット披露

ステージの方には様々なマスコットが集結。さしずめ百鬼夜行マスコット総選挙。ただ今期から参加のセレッソは欠席。せっかくだからマダムロビーナも来ればよかったのに。WEリーグだけでなくJリーグの人気マスコットやJリーグキングも登場。
そういえばエルフェンのマスコット・エルルンの実体は初めて見た。

ヴィヴィくんやワルンタまで登場

最後に今回の主役「ウィーナ」登場。珍しい猫型マスコット。ネコ科なら長野L、I神戸がそうだけど猫そのものはブリオベッカ浦安のべか彦ぐらいか。
今後は漫画とかでもリーグの象徴として描かれるんだろう。

WEリーグクイーンではなかった
皆の衆、よろしゅう

その後にサポーターによるハロウィンの仮装大会と参加型企画が行われた。WEリーグクラブの選手が審査員としてジャッジされていた。残念ながらその時間は入場列に並んでいて見ていなかった。

今回のスタグル

スタグルはスタジアムの楽しみの一つ。浦和や大宮からもスタグル出張あり。
今回はキウイのフルーツサンドと大宮のどら焼きを購入。どら焼きは3個買うとアルディorミーヤの巾着袋がもらえる。

このボリュームをアッサリ食べ切れるのは近藤勇ぐらいか

個人的に一番の目玉はサッカー日本代表でおなじみの西シェフ監修のカレー。このカレーも目的の一つと言っても過言ではない。

席を確保してからすぐに買いに行った。最初は数人だったのが待ってる間に割と行列ができていた。やはり人気。
野菜ゴロゴロにんじんも柔らかく煮込まれたカレーで、辛さはきつくなくスルスルッと食べられる。ある意味飲み物のようなカレーであっという間に食べ終えてしまった。おかわりし放題の代表選手がうらやましい。
福神漬もルーに混ざってしまったが具の一つとして考えればそれはそれでヨシ。

なんともうまそげ

試合前

入場してからも試合開始、もっと言うなら練習開始まで時間がある。トラックの方では各クラブのマスコットと選手、そして子供たちが2チームに分かれて運動会が開催。これは参加した子供たちにとってはいい思い出になるはず。
カップ戦のグループリーグごとにチームを分けて対戦。

グループA組
グループB組

スタジアムの外の広場のブースには選手が加わり、開場前より盛り上がっていた。新潟Lブースに元なでしこジャパンの川村選手を発見。守備でもセットプレーでも頼りになる選手で代表でも活躍。そんな選手にちゃっかり写真を撮らせていただいた。ずうずうしくもポーズまで指定。

ありがとうございました。やっぱりカッコイイ!

練習開始で選手がピッチに入場。両クラブのサポーターのテンションが上がってくる。

選手入場時の広島Rゴール裏
選手入場時の新潟Lゴール裏

キックオフ

試合直前に国歌斉唱あり。こういうのも一大イベントらしく気持ちが高ぶってイイ。
印象としては広島Rはサイドからガンガン攻める中、新潟Lも粘り強く守りチャンスに繋げる。新加入の松本選手と高橋選手が前線でいいアクセントに。
新潟Lはやはり川澄選手の気が利いた動きが気になった。
後半で?と思う場面が発生。広島Rの選手のシュートが新潟Lの選手の手に当たりPKかと思ったが、ジャッジはペナルティエリア外でFK。やはり主審の目で見るには限界があるので、こういう決勝の舞台ではVARがほしいところ。

身体はペナルティエリア内 (段幕にピントが合ってしまった)

共に一歩も引かない緊迫した試合。そして決着はPK戦へ。
2人外した新潟Lに対し、広島Rは全員決めて優勝。代表GKの平尾選手もよく守ったがPKは仕方がない。
平尾選手というと選手一人ひとりに直接ボールを渡していたのが印象的。

何て声かけてたんだろう
おめでとうございます!

試合を終えて

カップ戦は広島Rの初タイトルで終わった。新戦力もフィットしていたようでリーグ戦も期待できそう。
惜しくも新潟Lは準優勝で終えた。ただ昨年のリーグ戦での低迷を考えたら大きな躍進とも言える。グループBは最終節まで混戦だっただけに、勝ち上がった勝負強さはリーグでも活きると思う。
今シーズンのリーグ戦は混戦になりそうで楽しみ。

サンフレッチェ広島レジーナは初タイトル
惜しくも準優勝だけど誇れる成績

表彰式後のトロフィーリフトでは吉野選手が森脇芸を披露。でも皆笑ってしまい詰めを欠いてしまう。これは浦女が洗練されている。
広島R、新潟Lとも相手サポーターに挨拶。こういう一幕もWEリーグならではかもしれない。

広島Rゴール裏に整列

今日、開場前から試合終了まで通してお祭りのようで楽しかった。この感じは何かに似ていると思ったら、Jリーグ開幕前のスーパーカップのような雰囲気だ。
以前行ったスーパーカップではマスコット総選挙やスタグル大集合などお祭りの雰囲気を味わったが、今回はそれに近い。スーパーカップほどスタグルの出店はなかったものの、各クラブの選手がイベントに参加したりブースでもスタッフのお手伝いとかでスーパーカップにはない魅力もあった。入場者は6000人台と1万人には届かなかったけど、来場者にとっては十分に満足したと思う。
川崎サポの方々も多く見られたのは等々力開催ならでは。

バスで帰るのをあきらめ等々力迷宮を抜けて帰宅。録画した試合を見返そうとHDDプレイヤーを再生。昨年の延長戦による録画切れの経験からに録画時間を長めに設定していた。
さてと再生・・・

2時間でチャンネルが切り替わらない?
延長戦は映らず最後の方では寅さんが録画されていた。
一日楽しんだと思ったが、最後に落とし穴が待っていたとは。


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